作品一覧
その他
オンガク
テキスト1
雨上がりの放課後 水たまりを飛び越えようとして靴下が濡れた 口を尖らせる私のそばで君が 子供じゃないんだからって言う 気取った君はね 少し嫌いなの 置いてきぼりにされてるみたいで 睨みつけるように 見た君の瞳 優しい色をしてた 浮かぶ気持ちを 伝えるために どんな言葉を 探せばいい?...
雨上がり、辞書と雨傘。
瀬戸ゆずゆき