作品一覧
その他
オンガク
夜の星となりて早々 僕は知らない町を歩いてた さびた看板にしゃれたランプ どこか怪しい店を訪れた 軋む扉を開いたら 乾いた音でドアベルが鳴いた 客はなくテーブルがひとつ レトロ調の照明が照らした 初老の店主が現れて そっと頭(こうべ)を垂れたその後に 「御代はあなたのお話で。」 僕の知らない紅茶差し...
彗星のハイパボラ
何度目の夜の話をしよう 子守唄を終えたそののどで 静かに歌うよ 星降る冬空に歌う唄 君を起こさぬようにと歌うよ 君のための唄 いつか見たテレビもそうだけど 愛が軽いな 静かに染みこんでいくような もんじゃないかな...
君のための何か