作品一覧
その他
オンガク
本機能を利用するためにはログインしてください。
【語り】 オシリスに出会いて 始まりし死の宴 天地(あめつち)の底(そこ)ひにて アテンこそ陽になりにけれ 【アクエンアテン】 ホルスの眼を抉(くじ)らせ給え 大地に埋(うづ)め我称へ給え 【語り】 トキ喘(あえ)ぎ ヒヒ喚(わめ)き...
呪王
石倉(二)
モデルは古代エジプト第18王朝のアメンヘテプ4世=アクエンアテンです。かのツタンカーメン王の父親です。彼はそれまでの多神教から、アテン神を唯一の神とする一神教への宗教改革を試みますが、神官を中心に反発を招き失敗します。彼の死後、その名は記念碑から削除され、彼がテーベやアケトアテンに造営した建物は破壊されました。アケトアテンのアテン大神殿は引き倒され、その中にあった聖なる品々も粉々に破壊されました。テーベにあったアテンの神殿も同様に解体され、アテン信仰やその保護者である王の痕跡を抹消するあらゆる努力がなされました。彼の臓器を収めたカノプスも破壊されたようです。(棺も破壊されましたがミイラは無事でした。)そんな異端のファラオ、アクエンアテンの無念の想いを曲にしてみました。
コメント0
この作品のコメントは投稿されていません。