作品一覧
その他
オンガク
お日さまが ほどけていく 軽やかな羽音を 拾って もう一寸 聞いていて ポンデローザ揺れる窓辺 薄味のセカイ ”足りない”探し 甘く実った 恋の一さじ 優しく立ち上る 融銅色のスープに 思い出す君は あの朝もそうだ、歌っていたっけ。 こっそりと覗くガラスの向こう...
【応募採用】 黄いろのメモワール 【曲つきました!】
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前のバージョンはかな表記 こまいぬさんの曲に採用頂きました。 素敵な動画は森田せらぎさん!見応え聞き応え両方ばっちりですなにとぞ! http://www.nicovideo.jp/watch/sm19158520 モチーフ:宮沢賢治「黄いろのトマト」 http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/1919_18095.html 「黄いろのトマト」本文内より文章を一部抜粋致しております。 ※著作者没後五十年以上経過につき、著作権上は問題ありません。 コンソメのキューブが世界の根っこみたいなもので、 それの溶けた空気がスープ。時間がスープ。世界はスープ。 という感じで、物語をモチーフに抽象的で幻想的な感じを目指して。 コンソメスープにかかわるアレコレを実際の何かの比喩にしてみました。 「君」は「黄いろのトマト」のなかで、「私」に話しかける博物館のハチドリの剥製。 「ミィミ」も、同じく原作でハチドリの鳴き声が「ミィミィ」という擬音で表されているので、そこからとったハチドリの仮名のようなもの。 歌詞の中の「私」がハチドリと話していた「私」か、「黄いろのトマト」を読んだ読者かはぼかしました。 特殊読み 心:ここ 幻想:ゆめ 瞬間:いま 毎日:スープ 単語解説 ポンデローザ:トマトの品種 融銅:溶けた銅。宮沢賢治の詩の中で、朝日のメタフォル。 カンテラ:ランプの一種。燭台のようなもの。 砂粒:ここでは、カップの底に沈んだ胡椒の粒の比喩。 ハモニカ:ハーモニカのこと。ヒヨドリの声の比喩。
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【黄いろのメモワール】-初音ミクオリジナル-
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