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オンガク
【初音ミク】誰にも渡さない【オリジナル】
シノザワ
http://piapro.jp/t/aDnV 剣と魔法のファンタジー世界。 王太子は、最前線で戦ううち、呪いを受けて思考能力を失った。 太陽が地球の反対側にある真夜中の1時間ほどだけ、正気を取り戻すが、それ以外はまるで木偶人形だ。 太子の直衛隊は、かろうじて敵の呪術師を倒し、呪いのクリスタルを奪った。 それを持つ者の言うことを聞いて動くので、命じれば、最低限身を守る程度のことはできる。 何とかして本国の解呪の神殿まで、太子を送り届けなければならない。 直衛隊士も次々と斃れ、日が落ちて一息ついたときは、若い女剣士と太子二人きりになっていた。 敵の目を逃れ、王家の者だけが知る龍脈の地で傷を癒しながら、真夜中、つかの間覚醒した太子と心を交わす女剣士。 呪いが解ければ手の届く人ではなくなると知りながら、太子に寄り添う。 再び日が昇り、追っ手がかかる。 何とか日没まで逃げ、隠れたが、もう疲れきって走れない、歩けないどころか、動けない。 まだどこから敵が現れるかわからないから、眠れない、休めない、寝られない。 敵の指揮官が呼ばわる声が聞こえる。 おとなしく太子の身柄をこちらに渡せば、剣士ともども丁重に扱う用意がある。 女剣士は、太子の安全のために出て行くべきか、一瞬悩む。 いや、太子はそんなこと望んでいない。 私は太子を絶対に見捨てない。 そばを離れない。 この手を放さない。 誰にも渡さない。
歌詞・カードジャケット作品1
もう走れない歩けない動けない まだ眠れない休めない寝られない でも見捨てない離れない放さない 誰にも渡さない 灯し火の向こう滲むような 光揺らぐ夜の帳 暗がりに潜む影のように 見えない何かが招く 暖めあったあの夜 わかりあえたきらめき...
【初音ミク】誰にも渡さない【オリジナル曲歌詞】