夏の終わりに始まりと
恋人達、2人の「始まり」を懐古調に唄った、夏バラード?です。
元は、友の和装ノベルとのコラボでEDとして作った曲です。
(OP曲が、先にうpした『雷』です)
バックストーリー・タイトルはそれの設定で書いたので
曲のイメージは少々偏っていますが;;
--
(イントロ長いです;;)
夏祭りへ向かう親子に 昔の姿重ねた
父に連れられ来たのは いつの頃だろう?
1人きりの祭りの夜は 寂しさ忘れようと
見慣れた街を 迷子のように歩いた
祭囃子響き渡り 笑い声が溢れる
そんな賑わいから逸れた 自分が嫌で
悲しくて悲しくて 泣いてしまいそうで
お面を被って 顔を伏せて歩いた
私を呼ぶ声に ふと振り返ると
イタズラな笑顔は 私のお面を取ってしまった
そっとそっと 差し出した手を ゆっくり握り返した
バツの悪そうなあなたの顔 今でも変わらないね
ずっとずっと 傍にいてね あなたと一緒ならば
誰も知らない世界でも 笑って歩けるから
---
夜空飾る大花火が 全てを紅く染める
『赤い涙目わからない』と 可笑しな慰み
外したお面を また被り直すと
あなたはもう言わないと 謝るけれど
そうじゃないから
きっときっと 赤いものは 涙目だけじゃないから
バツの悪そうなあなたの顔 今度は楽しくて
もっともっと 傍にいてね あなたと一緒ならば
何も見えない闇夜でも 笑って歩けるから
ずっと ずっと…
もっと もっと…