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星の絆

思い浮かべてみて
何もない宇宙(うつほ)に生まれて
熱き丹生(にう)の間(はざま)で
新(さら)の星の初(うい)の時
日の巡りを回り
水と空が大地(わ)を覆い やがて
小(す)なる泡沫(うたかた)の中に
淡(あわ)の霊(ち)生まれ宿り...

星の絆

揣覧 柁郎(しらん かじろう)

揣覧 柁郎(しらん かじろう)

オンガクに投稿した曲の歌詞です。
これは、純粋に「和語」だけの曲を作ろうと考えて、作った詩です。内容は、「人間は、現在、地球の生物の覇者となっているが、多くの生物を死滅させてきた。このままでは、再び『全球凍結(地球全体が氷に覆われる現象で、過去に幾度も起きており、生物の過活動に依るものとも言われています)』の憂き目にあってしまう。その滅びの道から抜け出すためには、この星に生きる全ての生き物との新しい絆を結ぶしかない。」と言うものです。
話は逸れますが、この度の「新型コロナウィルス禍」は、まるで人類の環境への過剰適応による、他の生物の含めた地球の資源の過剰消費に対する、地球からの警告の様ですよね。感染者しても症状が出ない人の方が多いが、一定の割合で重症化する人がいて、少数ながら死に至る人がいるが、治療法が中々確立しない。死者が少数とはいえ、感染者の1%しか死なないとしても、日本全体だと百万人以上死ぬ計算で、かなり大きな戦争でもしない限り、これに匹敵するような死者は出ないでしょう。症状が出ない感染者が多数いる以上、これを防ぐためには、経済も含めた自分たちの活動の自粛しかないので、covid19が蔓延している間は、地球環境への負荷は極端に小さくなる訳で… まあ、その事を感じた人は、決して少なくない筈です。covid19からの着想で作った詩ではありませんが、作った後で、この事に思い至りました。
閑話休題、和語だけの詩と言うのは、やはり難しい。特に、語学力の乏しい私には、これが限界(「じゃあ、何故こんな事をしたの?」と言う問いは、傷ついた者の傷口に塩を塗り込む様なものなので、ご容赦頂ければ幸いです)。日本語は本来一音一義なので、48音全ての個々の音義が判っていなければ、純粋和語の詩としては、多分良いものは作れないと実感しました。まあ、細かい部分は大目に見て頂ければと思います。