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「THE END OF FATALITY第七話「異形の獣」」の創作に利用した作品
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高度五万フィートを飛行する空中巡航護衛艦ネブラに侵入して数分。 神経を張り巡らし、硬く銃を握りしめ、一歩一歩探るような足取りで、私は格納庫から機首側へと向かう通路に足を踏み入れた。 通路は思っていたより狭くはない。普通の軍艦の様な狭さを想像していたけど、それに比べたら地上の施設と変わらないみた...
THE END OF FATALITY第七話「異形の獣」
FOX2
過去の作品を読まないと分からない用語ばかりです 【ガンフォックス】 正式名称「SAL-55A"GUN FOX"」。体長198cm、重量87kg 主に施設や室内への突入作戦や警備を主目的とした、クリプトン製の戦闘用アンドロイドである。 CNT筋繊維を多用し軽量に仕上げられた本体と、新型のAIにより、その他の戦闘用アンドロイドとは一線を画する戦闘能力を備えている。 ボディの各所を覆う装甲は軽量化のために関節部分などの脆弱な部分を保護できる最低限に留められているが、装甲は前方に向かって鋭利に尖っており、正面から飛来する銃弾や破片を滑らせて運動エネルギーを削ぐ効果を持たされている。その特徴的な外見はステルス戦闘機を彷彿とさせる。 脚部は閉所を機敏に動くようにする為にイヌ科の動物の後ろ足を参考にしており、その為これまでの人間型や多脚型のアンドロイドには見られない特異な外見を有する。 非常に高性能な光ニューロAIの搭載により、人間さながらの完成度の高いファジー理論を備えており、これまでの戦闘用アンドロイドとは比較にならないほど複雑な行動に対応でき、かつ柔軟な思考能力を持つ。 駆動系の一部に用いられているCNT筋繊維は、実はFA-1(雑音ミク)に使用されている物と同じであり、かつてクリプトンの施設で行われた、FA-1の各訓練、実験データを元に発展されたものであり、超高コストにより量産は絶対に不可能と言われたFA-1のDNAを持つ唯一の量産型アンドロイドでもある。 一方で武装は機動力を損なわないように、最大まで搭載しても一般的な歩兵と変わらない搭載量が想定されている。その上突入や警備、護衛をもつ主任務とする特性上、サブマシンガンとナイフだけという構成が主となるが、その機動性も相まって最小構成でも人間にとっては大きな脅威であり、重武装を施せば戦闘車両や攻撃ヘリコプターへの対応も可能と言われている。 制御や指示は権限を持つ端末や設備などで行われるが、一部の指揮官仕様には独自の判断でガンフォックスを統制する権限を持つ機体も存在する。