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親作品（0）

「空虚な箱」の創作に利用した作品

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割れた窓見上げれば
強い光が眼を眩ませて
映し出す砂嵐
不必要だと叩き壊した
どうしてこんな気分になるの
自分から選んだ筈の場所なのに
遠く見遣れば緑の木々が
耳障りな音を立て笑う
頭抱えて耳を塞いでも
奥に張り付いて剥がれない...

空虚な箱

ひとことで言うとひきこもりの話です(ひとこと過ぎる

卑屈で、他人を見下していて、
でもそれ以上に羨んでいる、ひとりで。
ここから動けないと、ここから動かないと、
決め付けて、薄暗い部屋の中、ひとり。

前のバージョンで全ひらがな表記版が読めます。