割れた窓 見上げれば
強い光が眼を眩ませて
映し出す 砂嵐
不必要だと叩き壊した
どうしてこんな気分になるの
自分から選んだ筈の場所なのに
遠く見遣れば緑の木々が
耳障りな音を立て 笑う
頭抱えて耳を塞いでも
奥に張り付いて剥がれない
掻き消す様に歌を叫んだ
古ぼけた 紙片に
書き殴る言葉 「全テガ嫌イ」
埋め尽くす 空虚さは
哀しい程に優しく在った
どうしてこんな気分になるの
自分から選んだ筈の場所なのに
そっと眼を閉じ消えていけたら
もう何も感じずに済むのに
夜に沈めど朝はやって来る
固く鍵を掛け閉じ込もる
取り残された部屋の中にも
何でこんなに泣きたくなるの
独りきり選んで決めた場所なのに
死んでもいない 生きてもいない
中途半端な絶望に浸り
ただひたすらに自分を騙した
「独りでいいの」と 呟いて
羨む様に空を見上げた
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ピノキオPの『恋するミュータント』を聞いて僕が思った事を、物語にしてみました。
同じくピノキオPの『 oz 』、『恋するミュータント』、そして童話『オズの魔法使い』との三つ巴ミックスです。
あろうことか前・後篇あわせて12ページもあるので、どうぞお時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
素晴らしき作...オズと恋するミュータント(前篇)
時給310円
6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
だけど、誰も私の歌なんて聞いてくれなかった。
「...オズと恋するミュータント(後篇)
時給310円
ミ「ふわぁぁ(あくび)。グミちゃ〜ん、おはよぉ……。あれ?グミちゃん?おーいグミちゃん?どこ行ったん……ん?置き手紙?と家の鍵?」
ミクちゃんへ
用事があるから先にミクちゃんの家に行ってます。朝ごはんもこっちで用意してるから、起きたらこっちにきてね。
GUMIより
ミ「用事?ってなんだろ。起こしてく...記憶の歌姫のページ(16歳×16th当日)
漆黒の王子
朝起きて階段 コンロで目玉焼き トースターにパン
歯磨きと小説
目覚ましで家を出る 車で割り込み クラクションはおはよう ゴーサインの黄色
友達なんて要らないよ 今日も幽霊夕景物憂げで
がらんどうが横切った そんな気がしない気もしない
ビル窓映る顔 コンロは修理待ち お昼ごはんもパン
洋梨とナイフ ...いけたらいくわ 歌詞
riyuri
おにゅうさん&ピノキオPと聞いて。
お2人のコラボ作品「神曲」をモチーフに、勝手ながら小説書かせて頂きました。
ガチですすいません。ネタ生かせなくてすいません。
今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲
時給310円
Hello there!! ^-^
I am new to piapro and I would gladly appreciate if you hit the subscribe button on my YouTube channel!
Thank you for supporting me...Introduction
ファントムP
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