ミ「ふわぁぁ(あくび)。グミちゃ〜ん、おはよぉ……。あれ?グミちゃん?おーいグミちゃん?どこ行ったん……ん?置き手紙?と家の鍵?」
ミクちゃんへ
用事があるから先にミクちゃんの家に行ってます。朝ごはんもこっちで用意してるから、起きたらこっちにきてね。
GUMIより
ミ「用事?ってなんだろ。起こしてくれれば一緒に行ったのに。まぁいっか。とりあえず用意してさっさと家に戻ろう。鍵もちゃんと持っていかないと。よし!10分くらいで全部済ませちゃおう。」
ミ「よし、これで準備万端かな。それじゃあ行って……って誰もいないんだよね。それに、本当に家に帰る必要あるのかな。昨日も今日の事誰も覚えてなかったし……。誰にも祝ってもらえずに終わっちゃうのかな?いやいやいや、グミちゃんが待ってるって言ってるんだから行かなくちゃ。それじゃあ改めて出発進行!」
(帰宅)
ミ「ただいま〜。あれ?誰もいない?いつもだったらリンちゃんやレンくんとかが出迎えてくれるのに。お仕事?それにしてもなんか違和感。玄関の鍵も空いてたし。でも、グミちゃんがきてるはずならいるはずだよね?とりあえず、リビングのほう行けば誰かいるかな?」
ミ
なんだろう。いつもより暗いような?
いつもならメイコがカーテン開けてて明るいはずなのに、もしかして仕事で閉めてるとか?
ガチャッとリビングの扉を開く。
ミ「ただい…わ!?」
パンッ!パパンッ!(クラッカーの音)
グ「せーのっ!」
「「「「「「「ミク、16歳のお誕生日おめでとう!!!」」」」」」」
ミ「ぇ?え、う……そ、みっ、みんな覚えててくれたの?」
グ「あわわ!ミクちゃん泣かないで、落ち着いて。大丈夫?」
メ「ほらほら、主役なんだからいつもの可愛い笑顔でいなくっちゃ。」
ル「ほら、ミクの好きなものたくさん用意してあるんだから泣かないの。」
ミ「うんっ!みんな、ありがとう。でも、どうして?昨日はみんな知らないって……。」
メ「あぁ、それはね。」
レ「リンの提案だよ。」
ミ「リンちゃんの?」
リ「えへへ、ごめんね。ミクちゃん。どうしてもサプライズでお祝いしたくって。だから当日まではミクのお誕生日の話は一切禁止ってことにしたの。そっちの方が驚いてくれるって思ったから。でも、ミクちゃんが悲しい思いをしちゃったのなら失敗だったかな?」
ミ「ううん。そんなことない。すっごく嬉しいよ。昨日は確かに誰も覚えてないんだなって悲しくなっちゃったけど、私にサプライズするためってわかったから、今はすっこぐ嬉しい。ありがとう、リンちゃん。みんなも色々用意してくれてありがとう!」
ル「ほら、そこに突っ立てないで座りなさい。せっかく用意した料理が冷めたらもったいないわよ。それに私たち、主役が到着するまでご飯我慢させられてたんだから。」
メ「そうね、今回はつまみ食いもせずに我慢してたのよ。」
ミ「あのルカが!?」
ル「あのってどう意味かしら?」
カ「ほらほら、特等席を用意したんだ。こちらへどうぞ。」
ミ「ありがとう。」
グ「皆さん、飲み物をそれぞれ持ちましたか〜?それじゃあ、ミクちゃんの誕生日に乾杯!」
全「乾杯!!」
ミ「料理どれも美味しそう、よだれが出ちゃう。」
メ「ミクのためにネギを使った料理をいっぱい用意したんだから、好きなのを食べて頂戴。」
ル「今回は私も作るメニューメイコと考えたのよ。流石にデザートにネギを使うことを却下されたけど。」
ミ「デザートにネギ?」
リ「そりゃあ、ケーキにネギぶっ刺せばいいとかいうからでしょ。」
レ「あれはさすがにないよな。」
ル「そ、それは冗談のつもりだったのよ!なのにみんな真にうけるんだもの。」
レ「あれが冗談って、まじだった気がするけど?」
ル「提案出してないレンよりはましでしょ?」
カ「せっかくのお祝い事の日なんだから2人とも喧嘩はよくないよ。」
ミ「どれも美味しいな〜。えへへ。」
グ「ミクちゃん、これ私が作ったんだけどどうかな?」
ミ「どれどれ、うんっ!これも美味しい!さすがグミちゃん!」
グ「気に入ってもらえたなら良かった。」
ミ「ねえねえ、こんなにたくさんのネギ料理作るのにネギたくさん必要だったでしょ?重かったんじゃない?」
カ「全然問題ないよ。こう見えても重いものを持つくらいどうってことないさ。」
が「そうでござる。それに、ミク殿のためでござるからこんなの朝飯前でござるよ。」
メ「さすが、カイトとがくぽね。今後もお買い物の荷物持ちでも頼もうしから。」
カ「お、お手柔らかにお願いするよ。」
リ「はい!みんなちゅーもーーく!!」
レ「うわっ、なんだよ急に。」
リ「ふっふっふ。ミクがお待ちかねのお誕生日プレゼントコーナー!!」
ル「何よそのコーナー。」
リ「今日のために用意した誕生日渡すコーナーだよ。」
レ「そのまんまだな。」
リ「一番手、鏡音リン行きます!はい、これリンからのプレゼント。開けてみて。」
ミ「なんだろう。あ!これ昨日見てたネギ型ボールペン!欲しかったんだ!ありがとう!」
リ「えっへん。一目見てピンっときちゃったんだよね。お仕事とかに使ってね。」
ミ「うん!」
グ「じゃあ二番手行きま〜す。二番手GUMIからのプレゼント。気に入ってくれると嬉しいな。」
ミ「グミちゃんからは……あ、可愛いマグカップ。持ち手のところがハートになってて可愛い。ありがとう。」
グ「喜んでもらえて良かった。」
リ「ほらほら三番手は誰がいくの〜?」
レ「じゃ、じゃあ俺が。」
グ「ちゃんと宣言しないと。」
リ「グミの言うとおり、ほらほら。」
レ「仕方ないな。三番手鏡音レン。ほら、プレゼント。」
ミ「レンくんからは何かな。タオルだ、しかもネギカラー!?すごい!美味しそうに見えてきた。ありがとう。」
レ「何がいいかわかんなかったし、使えるものがいいかなって。汗拭きタオルとかはなんだかんだ家にいっぱいあるからバスタオルにしてみた。」
ミ「ネギカラーのバスタオル見たことなかったから嬉しい。」
カ「それじゃあ、次は僕がいこうかな。ちょっと持ってくるから待っててね。」
ミ「うん!一体なんだろう。」
カ「お待たせ、お誕生日おめでとう。」
ミ「わぁぁ。お花だ。」
カ「ソープフラワーって言うらしいよ。」
ミ「そーぷふらわー?」
ル「石鹸でできたお花よ。」
カ「石鹸でできてるから枯れたりしないんだ。それにどうやらそれは石鹸として使えるみたいだよ。」
ミ「すごーい。どうやって使うんだろう。」
カ「えっと、そこまではよくわからなくて。」
ル「今度使い方教えてあげるわ。」
リ「いいな〜。」
ミ「今度みんなで使ってみよう!」
メ「あら、いいの?」
ミ「うん!カイトありがとう。」
カ「気に入ってもらえて良かったよ。」
ル「それじゃあ、次は私からよ。はい、ミク。」
ミ「ありがとう。ルカからは……あ!欲しかったアイシャドウパレットだ!ありがとう!」
ル「どういたしまして。今のがあるしって言いながらもずっと迷っていたでしょう?きっとミクに合うと思うから買えばいいのにと思ってたのよね。」
ミ「今度の仕事の時、早速使ってみるね!」
が「それでは次は拙者が。の前に、これは今日仕事で来れなかったウナ殿からでござる。」
ミ「あれ、これって。」
グ「そうだよ。昨日買って行ったネギの素揚げスナック。ミクちゃんにプレゼントどうしようって迷ってたから、これ好きだよって教えてあげたの。」
ミ「本当にこれ美味しいんだよね。家に何個あっても困らない!ウナちゃんに今度お礼言わなきゃ。」
が「拙者からはこれでござる。」
ミ「なんだろう、可愛い!猫のぬいぐるみだ!」
が「なにをプレゼントしようか迷ったのだが、グミに聞いたところ可愛いものが好きだからぬいぐるみなどはどうかと言われてな。だが、ネギのぬいぐるみは持っているだろうから、無難に猫にしてみたでござる。」
グ「かぐ兄最初は、なんか怖いぬいぐるみ渡そうとしてたから私が止めてこっちの猫にしたんだよ。」
が「まぁ、そんなこともあったでござるな。」
ミ「ありがとう。あとでお部屋に新入りの猫ちゃん飾ってあげなきゃ。」
メ「それじゃあ、私が最後ね。私からは物じゃないけど、今とってくるわね。」
ミ「うん。ワクワク。」
リ「毎年恒例だよね。」
レ「そうだな。」
メ「お待たせ、 MEIKO特製誕生日ケーキよ。」
ル「今回のも美味しそうね。」
メ「まあ、今回はその、ミクだけのためのケーキも用意してみたの。はい。」
リ「え、なんかスゴイ。」
ミ「なにこれ……。」
メ「そ、そのルカがデザートにネギをって言ったのを最初は却下したのよ?でも、やってみてもいいかしらと後から思って、さすがにホールケーキはあれかと思ったから1人用のケーキとして作ってみたはいいんだけど、どうかしら?臭いとか、色とか色々アレだとは思うんだけど……。」
ミ「食べていい!?」
メ「え!?え、ええ。味はちょっと保証できないんだけど。」
ル「流石にメイコが作ったものでも、コレはちょっと。」
メ「や、やっぱそうよn……。」
ミ「美味しい!!!」
「「「「「「え!?」」」」」」
メ「ほ、ほんとう?」
ミ「うん!すっごくネギの味して美味しい!最高のプレゼントをありがとう。また、作って欲しいな〜。」
メ「え、あ、その機会があればね?」
ル「本当に美味しいの?」
ミ「すっごく美味しいよ?」
リ「よ、良かったね。なんか、匂いだけでちょっとなんか、その。」
レ「リン、変なこと言うなよ。」
カ「ま、まあミクが美味しいって言ってるんだからいいじゃないか。」
グ「私たちはこっちの普通のケーキ食べましょう。」
リ「食べる食べる!」
グ「私切り分けますよ。」
メ「あら、本当?それなら頼むわね。」
グ「はい!任せてください。」
ミ「みんな、本当に今日はありがとう。こうやって祝えてもらえて本当に嬉しかった。美味しいご飯に沢山のプレゼント。本当に今日は最高の日だよ!!」
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