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テキスト作品

  • 毒林檎(短編小説版) 神風鳴海さん 2020/06/03
    16:58

    美しくも危うい。貴女はまるで、毒林檎。
    1人の青年海音は、赤いドレスに身を包んだ、芽衣子と名乗る美女と出会った。
    その日は社交パーティーがあり、海音はより多くの人と交流する目的で参加したのだった。同年代の若者が半数以上を占めていて、居心地が良かった。自分と同じ夢─歌手になること─を持つ人数名と意気投合したのだ。美玖、双子の鈴と蓮、瑠花…。そして芽衣子。皆話しやすかったが、芽衣子は特に海音の話を熱心に聴いてくれた。とても興味深そうに。

  • 【がくルカ】グラスを満たす感情は ゆるりーさん 2020/05/31
    22:08

     毎週土曜日、午後七時半。それは紫の彼と一緒にいられる唯一の時間。
     いつものように各自で食材を持ち寄って、徒歩五分の距離にある彼の家に集まる。お酒が入ることもあるけど、それはどちらかの気が向いた時に限り、大抵はウーロン茶を飲んでこのひとときを過ごしている。
     今日もまた、私は彼の向かいの席で、彼の話を聞いている。

  • 【がくルカ】鏡合わせの心 ゆるりーさん 2020/05/31
    22:02

     光とは、決して掴み取れないもののひとつだ。物理的な話だけではなく、例えば輝かしい未来や思い描いた希望、人生の道標なども光と言っていいと思う。
     僕にとっての光とは、突然僕の人生に現れた君だった。最後列の窓際の席は、片隅でひっそりと生きてきた僕の指定席だった。誰ともうまく接することができない僕には、親しくしてくれるひとなんていなかった。
     席替えをしても、「この席がいい!」と我先にクジを引きにいくクラスメイトたちを眺めていたら、いつのまにか最後のクジとして残った片隅の指定券を持っているのだ。

  • Home Planet/第五話 一つのテーマから、自分の思う作品を作ってみませんか? 2020/06/02
    15:10

     リンの頬の輪郭が、ようやくまともになってきた頃、養母は眠ったきりのリンの髪を梳いて、「さぁ、綺麗になったわよ」と声をかけた。
     だけど、俺は養母がリンに関わるのを断った。たぶん、リンにとっては養父母の「迷惑」になるのは嫌だろうから。
     俺は、会社が終わってから病院に直行し、病院で寝泊まりして、姉の様子を見守ってる。

  • Home Planet/第四話 一つのテーマから、自分の思う作品を作ってみませんか? 2020/05/29
    21:31

     めったに怒らない養父母は、20時ギリギリに帰ってきた俺達に、喝を入れた。
     それから、何処に行っていたのかを聞かれ、正直に答えると、何故地理も分からない遠方まで出かけたのかを聞かれた。
    「ちょっとした旅気分を味わいたくて」と答えたら、養父は「そのために父さんの財布から金を抜いたのか?」と聞いてきた。

  • Home Planet/第三話 一つのテーマから、自分の思う作品を作ってみませんか? 2020/06/03
    08:29

     道中に在ったコンビニのイートインコーナーで昼食を摂ってる間、俺はついでに買った地図で観光できる場所を探して居た。
     リンも、すっかり諦めたらしく、正面の席で大人しくパンを食っている。誰に習ったわけでもないのに、一口ずつパンを千切って口に運んでいる。大した「お嬢さん」だ。
    「何じろじろ見てるのよ」と、リンは怒る風でも無く言う。

  • Home Planet/第二話 一つのテーマから、自分の思う作品を作ってみませんか? 2020/05/29
    20:14

     日曜日。俺は、本屋に行ったリンを尾行した。そして、書店に入る前にその片腕をひっつかみ、駅に連行した。
     リンは驚いて「ちょっと、何?」とか、「放してよ。どこ行くの」とか言ってたけど、無視して、あらかじめ買ってあった切符を改札に通すと、列車に乗り込んでドアが閉まるまで、リンの腕を離さなかった。
     腕を離すと、「一体何なの?」と、リンは冷静に言う。ここまで理性的な女だと、確かに自分の意思で泣くことなんて無いかもしれない。

  • Home Planet/第一話 一つのテーマから、自分の思う作品を作ってみませんか? 2020/05/29
    20:02

     自己紹介をしよう。俺の名前はレン。今年で14。所謂、中学二年生を患ってる最中だ。
     大人達は夢を見ろだの目標を持てだの言うが、建設的な将来なんて、まだ思いつかない。
     なんで自分がガッコーに通って、気の合わない連中と話を合わせて、金髪が生意気だと言う理由で叱り飛ばしてくる変人達から、役に立つかどうかも分からない知識を教えられなきゃならないのかの理由も。

  • 小説「icicles」 磨瀬さん 2020/05/29
    12:30

    この街には、あなたと見た雪が今日も降っている。
    12月15日、私は大切な人を失った。亡くなる前日に彼と喧嘩をし、折角の記念日に渡すつもりだった手紙は、部屋の隅にある窓際に置かれたまま。死を受け入れられないまま、時間だけが過ぎて往く。私の心に雪は積もり、大事なはずの気持ちを紛らせている。
    12月17日、告別式が終わり、二人暮らしだった家についた。みんなから慰められたけど、泣けなかった。後悔だけが先に立っていた。

  • 「水は潮に流れる」リバイバル編2《エピローグ・キャロル(この想いを君に捧げ YUUNOさん 2020/05/21
    05:53

    「水は潮に流れる」リバイバル編2《エピローグ ・ キャロル(この想いを君に捧げる)》
    ペガサスで朝日を浴びる二人。
    「綺麗で暖かいわね・・・朝日って・・・」とエル。

  • 「水は潮に流れる」・リバイバル2 最終話 YUUNOさん 2020/05/21
    05:37

    「水は潮に流れる」・リバイバル2 最終話
    エルが草原の国アリの国境付近の衣料店ではしゃいでいる。全身を隠す民族衣装が暖かかったからだ。イーツは若干動きにくさを感じていた。お互いいざという時の為にその衣装の下にローブラン村の服も着ていたのも理由の一つだ。
    アリの気候は涼しくて、いつも弱めの風が吹いていた。途中で見回りの騎士に会った。その兵士達は礼儀正しく、親切で、規律に厳しそうだった。よく、統制が取れているのだろう、とあきらかにわかる品格だった。

  • 「水は潮に流れる」・リバイバル2 第三話 YUUNOさん 2020/05/21
    05:29

    「水は潮に流れる」・リバイバル2 第三話
    二人は野営を繰り返し、しばらくしてエル曰く“サンゴのある海の近くの南の国”、フィーに到着した。途中、フィーに近づくにつれて、エルは輝きを増した。鼻歌も歌うようになって来た。
    そんなエルを見ていてイーツは元気をもらい、また、特別な感情も芽生えてきた、そんな頃、

  • 「水は潮に流れる」・リバイバル2  第二話 YUUNOさん 2020/05/21
    05:20

    「水は潮に流れる」・リバイバル2  第二話
    その夜。死霊が行き交う街で過ごす訳にもいかないイーツとエルは、合流した後、エルの先生の助言で、城壁の外で野営することにした。
    「ねえ、でも次行くところなんだけど・・・。」エルが何か思いついた様にイーツに言う。

  • 「水は潮に流れる」・リバイバル2 第一話 YUUNOさん 2020/05/21
    05:11

    「水は潮に流れる」・リバイバル2 第一話
    イーツとエルは村を旅立つことにした。エルの祈りで北東を目指す。やがて水晶の国、ガルブへ到着した。ガルブの国の人々は皆、白いローブをまとい、沢山のさまざまな水晶の指輪をしてる。
    イーツとエルは街はずれの服飾店で着替えてもう一度街へ。

  • 「水は潮に流れる」・リバイバル編2 プロローグ~二人の出会い~ YUUNOさん 2020/05/19
    15:15

    「水は潮に流れる」・リバイバル編2 プロローグ~二人の出会い~
    その晩、ローブラン村の教会の聖堂に暗闇に紛れ、まだ産まれたての赤ん坊がそっと置手紙と共に、捨てられていった。すぐに神父が赤ん坊の泣き声で目が覚めた。
    神父が慌てて聖堂にやってくると赤ん坊を抱きかかえ、置手紙を読んだ。それには一言、

  • 冒険録で台本を書いてみた。5 もちこさん 2020/05/19
    01:29

    〈ここは魔界の城。可愛らしい少年の声が響く。〉
    しず「ねえ魔王様、?」
    今江「なんですか、?」

  • 一般人様についての考察 カザトラさん 2020/05/13
    18:24

    いやー、皆さん狡賢いですね♪
    皆さんに比べたら俺なんて可愛いものですよw

  • 怪盗ヒルダの世直し冒険 第五話  ~その一 苦楽屋誕生~ YUUNOさん 2020/05/12
    04:49

    怪盗ヒルダの世直し冒険 第五話  ~その一 苦楽屋誕生~
    その晩店の準備をしているマナはご機嫌だった。
    それには四つ良いことがあったからだ。一つ目はもちろん自分の素性を親しいパン屋のおじさんに明かせた事により、自分の心が思ったよりもずっと楽になった事。二つ目はその素性を明かしたパン屋のおじさんに一人の平民の人間としてちゃんと挨拶が出来たこと。三つ目はその後この町の王立の役所に行って、永住権が得られたこと。そして四つ目は永住権が得られたことで、職に本腰を入れられることだ。

  • 「怪盗ヒルダの世直し冒険」第四話 仮面をおく町 YUUNOさん 2020/05/12
    04:45

    「怪盗ヒルダの世直し冒険」第四話 仮面をおく町
    その朝、昨日の様に、マナがパン屋でワインを飲みながら朝食のカシスの香りがするパンを食べていると、パン屋のおじさんがうーむ、とうなりながらマナのところにやってきた。そしてあるこんがりとしたパンをマナに差し出した。そして、
    「お嬢ちゃん、悪いんだが・・・このパンを食べてみてくれないかい?」

  • 怪盗ヒルダの世直し冒険」 第三話 営み YUUNOさん 2020/05/12
    04:37

    怪盗ヒルダの世直し冒険」 第三話 営み
    マナの店はその夜そこそこの人数の客が入って来た。
    皆、それぞれにマナが振る舞う酒を楽しんでいた。マナは慣れていないなりに一人ひとりに丁寧にお酒を作っていった。輝く笑顔と一緒に。

  • 怪盗ヒルダの冒険 第一話 王の憂鬱晴らしましょう! YUUNOさん 2020/05/12
    04:30

    怪盗ヒルダの冒険 第一話 王の憂鬱晴らしましょう!
    「(これでヨシっと)。」
    ヒルダは宝物庫の鍵を閉めると、音もなく廊下を走り出した。

  • 「怪盗ヒルダの世直し冒険」 第二話 その後町にて YUUNOさん 2020/05/12
    04:24

    「怪盗ヒルダの世直し冒険」 第二話 その後町にて
    怪盗ヒルダ(正体は元王女マナ)もいつもの生活は平民と一緒だ。初めての街での暮らしは新鮮で気持ちがいい。朝日を浴びながら市場を歩くヒルダの足取りも依頼の時より軽い。
    「ん〜!朝はやっぱり気持ちいい!!!」

  • ラブレボリューション 完結編 アキラさん 2020/05/10
    20:38

    「あんまり大声で俺を呼ぶなよな。殆どの通行人が、あんたを見てたぞ。恥ずかしい奴」
    「だって…千夜くんに会いたかったんだもん!」
    「…もう俺達、教師と生徒の関係じゃないんだよな。…香澄」

  • リボンのともだち 後編 喫茶夢見亭 2020/05/09
    21:37

    いよいよ、うさぎさんのむらでおまつりがはじまります。
    うさぎさんのリボンをすてた、ねこさんやきつねさんも
    おまつりにでてきました。

  • ラブレボリューション8 アキラさん 2020/05/09
    21:22

    「出来た!」
    狭い台所で奮闘した私は、千夜くんに渡すチョコレートを完成させた。
    どうか…どうか、バレンタインデーまでに千夜くんの意識が戻りますように。

  • リボンのともだち 前編 喫茶夢見亭 2020/05/08
    21:26

    ここは、どうぶつたちがげんきにくらすばしょです。
    でもここには、ないているうさぎさんがいました。
    そこにやってきた、いもむしくんが

  • 冒険録で台本を書いてみた。4 もちこさん 2020/05/07
    03:20

    すみ「そ、そうだね、。じゃあ開けるわよ。」
    れん「は、はい。。。」
    モフ「モォォォッキュッッ!!!!!(おでこに突進)」

  • ラブレボリューション7 アキラさん 2020/05/06
    18:36

    私達はケーキの直ぐ傍に置いてあったクラッカーを鳴らす。
    「「メリークリスマス!」です!」「ワン!」
    パン!と良い音と共に紙吹雪が舞った。

  • 冒険録で台本を書いてみた3 もちこさん 2020/05/05
    13:00

    すみ「それでは、貴方の受けたい試験を教えてください。」
    しす「ところで、レンズくんはなにで受けるんだろうね。」
    まむ「あー、あいつは、。。」

  • 【小説】言葉の大切さ。(初音ミク) レイスさん 2020/05/03
    22:09

    普段、人というのは言葉を使う。
    というのも、意思表示として使うという場合が多い。
    誰かと対話する時、宣伝する時、意見発表する時…

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