AM04

奏々 本と栞
群像劇から ふわり 窓に浮かんだ 月
絵に描いたような日は 夏を終えて
まだ入道雲 一つ 後書のように 残っている
どうなっても 良いんだよ
二度と会えなくたって 構わない
「……自分勝手」
君の事を 思い出していた
声が 遠く 聞こえなくなっても 笑ってたんだよ
君みたいに 泣けば良...

A
もう 戻れない
夜を越えるだけで 明日が来ていた頃に
もう 戻らない
タイムマシンなんて 机の中には無いから
B
I want you. I need you.
君さえ居れば 良い なんて言えたら
S
あの時 手を 伸ばしてくれた君と 今...

あなたが わたしを すこしずつ わすれても
わたしは あなたを わすれたくないよ
はじめて あるけた ひ
はじめて はなせた ひ
はじめて わたしをよんだ ひ
いまも おぼえてる
わたしが あなたを すこしずつ わすれたら
あなたは わたしを じゃまにおもうかな
あるけなくなった ひ
はなせなくなっ...

A
何気ない素振りに 振り回されて踊る
千切れた赤い糸 世界が目を逸らした
B
何もかもが輝いて 星のように 綺麗なのに
何故か空は傾いて 雨ばかり 降らしている
S
好きも嫌いも 気が付けば 心五割
酸いも甘いも 知り過ぎて 必要悪
愛も出逢いも 繰り返す運命 なら...

A
蒼い 蒼い 空の下で
恥ずかしそうに 手を振り合って
B
浴衣姿 煌めいて
小さな胸を 焦がしていく
S
遠い 遠い あの夏の日に
あなたの右手が 恋を見せて
青い 青い あなたの言葉...

A
あの手を 掴んでいたなら
明日も 二人で居たのかな
あの日を 恨んでいたなら
明日も 楽に過ごせたかな
B
夏が終わっても 夜が明けても 変わらない
二人の距離も 僕の後悔も
S
君と二人 手を繋ごう...

A
また 形の無い幻想に 僕達は手を伸ばしてる
狂ったままのロジックに 現状維持さえも無力
また 変わり果てた現実に 嘘も本当を忘れてる
煽ったままのゴシップは 「」の中へ
B
刹那 セレナーデを たった一人の 君に捧ぐ
何もかも 君の為だと 世界ごと 乗っ取って
S
Dear you....

A
当たり前の日々が 恋しくて
卒業式には 制限時間 ゼロになる
B
何となくの気持ちで 傍に居たけど
何となくの気持ちじゃ もう 手も繋げない
S
もう一度 君の声 聴かせてよ
私の名前を呼んで 笑ってよ
その笑顔が 私の前で あの日のように...

A
諦めていた 夢のカケラが
君の勇気で 今ここにある
歪な形 不安だろうけど
いつか必ず 君の名になる
B
新しい希望も 難しい理想も
成績だけが“道”じゃないんだ
どんな希望も どんな理想も
明日の君から 変えていくから...

A
君の元へ 踏み出せたら
この不安も 消えてくれるのかな
君の腕へ 委ねたなら
この身体も 熱 帯びていくのかな
B
沢山の星達が 今夜は 君の夢へと
祈りたい 贈りたい 幸せな夜を
S
ただ傍にいて ただ恋をして...

また 今年も 私は
ただ 過ぎゆく 年を数え終える
また 今年も あなたと居られて
それだけ 嬉しく 思う
私の 名前を 人が忘れても
楽しく 過ごした 思い出 二人で 歌おう
あなたと 会えなくなる日が来る
どんなに 幸せだと しても
涙を 涸らして 伝えたいことなら
その声 届くうちに...

出逢えたことも 過ごせたことも お別れさえも 全部
今でも まだ ずっと 心の真ん中 君で溢れてる
君の隣で 手も握れずに 何も言えずに 僕は……
今でも まだ きっと 心のどこかで 空を眺めてる
ありふれた毎日を “幸せ” って気づけたら
ありふれた後悔も 一つ一つ 君と 笑い飛ばそう
君の隣で ...

涙の色は空に染まり
向かい風の中に桜
風向きだけは 相変わらず 後ろ向きです
思い出だけを 握り締めて
進んでいけるわけじゃない
そんな世界のスタート地点
走る準備 OK！
一人で立って 初めて気づくの
義務という灯が守っていた 生きる自由を
今日まで支えてくれたコト ありがとう...

A
絶えず独り 耳を塞ぎ
夜明けを待つ AM04:00
蒼く眠る 無人町に
居場所なんて 棄てた
意志も持たず 今を生きて
朝を穢す AM04:00
蜩鳴く 無人町が
綺麗過ぎて 棄てた
B...