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「SUCCESSOR's OF JIHAD第六十八話「FOR FUTURE」」の創作に利用した作品

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 鋼鉄の装甲を纏い、背の翼で飛翔し、巨大な砲塔を片手で振りまわす。
 その異様な姿の彼女、重音テトの、装甲に包まれたヘルメットのセンサーが、しかと俺を睨みつけている。
 「さぁ、消えるがいい!!」
 テトの叫びと共に、その手にある巨大な銃の砲身が光を放ち、モーターのような音を響かせ、光を収束し始めた...

SUCCESSOR's OF JIHAD第六十八話「FOR FUTURE」

FOX2

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「FOR FREEDOM FUTURE」(short ver)
song by TETO KASANE


いくつもの光 降り注いで
ただそれを 見上げるだけで
手を伸ばす度に
光 消えて 闇が笑う
ああ またとりにがした

目が眩み 声はない
鏡に映る 自分の顔
手を伸ばすたびに
殴り 壊して 無き笑う
ああ けがれてる

きっと
今 君も
そうなんだろう ね
ほっとした よ
赤黒い渦の中に飛び込んで
気づいたよ あの幻想と
解ったよ 自分の姿
 
どこに行こうか? これから
もう気づいた からには
無くしたものが 多過ぎたね
じゃあ それを拾おうか
別にいいよ 放り投げても けど手は繋いでいて
生きている証だから

黒い雲は血雨を降らし
蒼の海は黒い川に
緑の森が灰の山に
大きな人は縮こまって

灰は、ふわっと 風に乗って
手の平に乗って

どこに行くべき 私
なにが欲しい 君
そうだ あの光の先
じゃあ、そこにいこうか
別にいいよ 遅くても だから手は繋いでいて
未来が見えるから