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「【祝採用】蒼蜩」の創作に利用した作品

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奏々本と栞
群像劇からふわり窓に浮かんだ月
絵に描いたような日は夏を終えて
まだ入道雲一つ後書のように残っている
どうなっても良いんだよ
二度と会えなくたって構わない
「……自分勝手」
君の事を思い出していた
声が遠く聞こえなくなっても笑ってたんだよ
君みたいに泣けば良...

【祝採用】蒼蜩

タイトルの読み方は「あおひぐらし」です。
ひぐらしは夕方のイメージが強いかもしれませんが、涼しいと鳴くので実は夜明け前にも鳴いています。

夏の眠れない夜に本を読んでいて、ひぐらしが鳴き始めた事で夜明けが近い事に気付く、そんな風景をイメージしました。
正直イメージというより実体験なのですが、一番好きな色・音・時間なので名前の由来にしています。