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「ひたすらに、南風 / エクライト feat.京町セイカ」の創作に利用した作品

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夜明け前の土佐路 駆けるわ 南風
橋の先のゴール目指し 峠を攻める
鮮やかに車体を 傾けて躍る
一秒でも速く速く みんなを乗せて
後ろから迫る ライバルの影に
怯える君さえ 今は愛おしい
明日が見えなくとも 雨が降るとも
負けられぬ戦いが ここにあるなら
苦しむことさえも 馬鹿にされても
ひたすらに...

ひたすらに、南風 / エクライト feat.京町セイカ

エクライト(金曜カレーP)

エクライト(金曜カレーP)

作詞・作曲:エクライト
唄:京町セイカ


JR四国の特急「南風」(なんぷう)をテーマにした楽曲です。
会社の激しい情熱をイメージしたヘビメタ風の作品です。



以下、楽曲の背景の説明です。

昭和末期まで高速道路が皆無だった四国に、平成初期から
建設が進んでいきます。幹線でも非電化路線が多い四国では、
昭和のかなり遅い時期まで、ディーゼル急行列車主体の
ダイヤでした。

登りでは一般道路の自動車のスピードも出ませんでした。
古い時代の線路が多くて、カーブでスピードを落とさざるを
得ない障害もありました。

このままではJR四国は会社の収益を支える、長距離客を
全面的に失ってしまう、という危機感で、登りが速くて、
カーブも速い、しかもディーゼルエンジンで走る、という
車両を開発しました。特急「南風」で速く走ることを一番に
考えた車両でした。

これが2000系気動車です。軽量コンパクト、しかも強力な
エンジンを1両に2基搭載、気動車では不可能と言われた
振り子機構でカーブを高速で通過。

地元の方は「こんな速く走るダイヤ守れるのか!?」という
印象になったようです。

2000系はJR四国の特急網の主役となり、その思想は後継の
2700系に今も受け継がれています。