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06 気がつくと、私は医務室のベッドで寝かされていた。 ピッピッピッ、という無機質な電子音は私の心拍を計測している機械の音だろう。 「ミス・カフスザイ? 気がつかれましたか?」 ベッドのすぐ横にいた看護師が、私の様子に声をあげる。 「えぇ……ごめんなさい」 「お気になさらないで。点滴……投与し...
アイマイ独立宣言 6 ※二次創作
周雷文吾
第六話 半年前、友人が亡くなりました。 一年ほど会っていなかったことが……影響したのかどうかわかりませんが、通夜の前に共通の友人で集まった時も、通夜で棺の中の友人の穏やかな顔を見ても、わりと平然としていました。 「俺、薄情なのかな」とか思いながら焼香を済ませ、通夜振舞いの席で皆と話をしていたんですが、その時、友人とのやり取りを思い出して「ああだった、こうだった。それで――」と言葉に詰まって……そこでようやく涙ぐんで、友人の死を実感しました。 ……本編となんの繋がりもない話ですが、言いたいことは伝わるのではないでしょうか。