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「小説版 Re:present ⑨ 【最終話】」の創作に利用した作品
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小説版 Re:present パート9(最終話) 卒業式だ。 まだ、雪は解けてはいない。雪解けまではまだ一カ月は待たなければならないことが北海道の高校生にとっての宿命のようなものだろう。それでも、未来に向けて一歩を踏み出す大切な日であることにはなんら変わりがない。 俺は無事、立英大学への合格を...
小説版 Re:present ⑨ 【最終話】
レイジ
『Re:present』最終話です。 親愛なる札幌市様 この度は私の稚拙な小説の舞台となって頂き、本当にありがとうございました。そもそもの始まりは平成十七年、私が転勤を命じられて札幌に暮らすことになったところから始まります。 四月の頭に訪れたにも関らず、何と寒い一日でしたでしょうか。早速雪の降る札幌の大地を踏み、心底不安になりました。 こんなに寒いところで生活できるのだろうか、と。 その評価は春を迎えて覆ります。木々は美しく、空はどこまでも青く、そして札幌に暮らす人々の温かい心に励まされながら、私は二年間の日々を札幌で過ごすことになりました。 不思議なことで、心から嫌いになった白い雪も、なぜか雪解けが近付くと寂しくなってしまうのです。春は喜ばしいことなのに、どうしてか悲しくなる。それは地元の東京に戻ってからも同じでした。 もう一度、札幌の雪景色を見たい。 そんな思いを込めて作った作品です。お気に召して頂きましたでしょうか。 更に、私が愛してやまないVOCALOIDの生まれ故郷ともなれば、運命以外の何物も感じません。 次回作以降で、もう一度札幌が舞台となる予定です。その時もぜひ、宜しくお願いいたします。 さて、札幌市様宛のお礼状を記載したところで、楽屋裏です。 『Re:present』を反映させた表現が本当に最後だけって・・なんなんでしょうか。本当に・・俺の馬鹿。 一応、僕の解釈になりますが、Re:とついている以上、一回以上のプレゼントの交換があったのだろうと考えて、みのりさんと満君のプレゼントの交換をしています。みのりさんは言葉とキスで。満君は素敵なネックレスで。 この二人、次回作以降でまた活躍してもらう予定です。 書いている内に気に入ってしまいました。 ほのぼのしている藤田君と藍原さんもいい関係だと思いますが、それ以上に深い何かでこの二人は繋がっていますからね。 さて、今回初めて次回作の予告を出しました。 『ハルジオン』 この作品でもちょっとしたキーポイントとなっているこの小さな雑草を巡り、次回作を書いてゆきます。 次回作は今日うp出来ればします☆