Ocean Gale
2004年前後に作曲したと思う。
当時はDTMも進化していない時代だったので音の基本は作っていた。
MIDI音源も「箱」からHD内へと進化し音を何年もかけて改良を加えた。
何か空を飛ぶような曲が書きたかったので書いた。それこそ崖のてっぺんに立ち、夕日か何かを見ながら更に上を舞う鷹(トビ)を見上げている。海風を感じながら。当時は未来を予測していたわけではなかったが、人生に転機が来てちょうど歌詞のようになったので潅漑深い。
上昇気流を捉えて飛ぶ鷹は見えない風を見て高く舞い上がる。人生においても今、どんな風が吹いているのかはなかなか見えないし、思い切って空に飛び出すことも勇気がいる。しかし、時やチャンスは待ってはくれないのでどこかで飛び出さなければどんな結果があるのかすら見えない。自分も何か鷹のように空高く舞い上がりたいものだ。