陽之介の投稿作品一覧
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退屈を絵に描いたような心蝕む毎日
体だけはあくせく動き回ってんのにさ
幼い頃夢見た理想の自分記憶にふたをして
流されるだけの現状に抗う気すらない
観測はいつも希望的
「~したら○○」なんて叶ったことないのにさ
破り捨てよう 描いた「今」
ダクダクトイキテマスそんなつまらない自分
縋ってる物だって立ち...ヤブリステヨウ
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かーちゃんに
「サンタさん うちには来ないの?ケーキは?プレゼントは?」
って聞いたら、
「うちは仏教徒だからそんなお祭り関係ないのよ?」
って言われた。
初耳だ。
いつもは、
「宗教とかめんどくせー」
って言ってるのにこういう時だけそう言うの。なんて言ったっけ。
そう、詭弁だ。...クリスマスなんて金持ちのやるイベントだ
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明日も一緒にあそぼ
言いながらキミは坂を上ってく
下から見上げるわたしもキミも
照らす太陽の色なんだ
ルビーの指輪翳してるよ
アイシテルの頭文字を 楽譜に並べ爪弾いてみよう
そこから読み取れるコトバは そうキミのコトバ ぼくもだよ
ソツなく日々を過ごしてる子
馬鹿げた話で笑わせる子
...コトノハ
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ひらひらおちる
ひりひりしみる
きんきんこおる
さらさらきえる
しろいはおとが
おとをけしてく
みなれたけしき
ぬりかえてゆく
ときどきとまる
またまたおちる...雪-snowvoice-
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一度目は晴れた青空 流れ行く雲の影
牧場を渡る風に乗って 耳に届いた歌声
二度目は雨の街角 通り過ぎる人影と
舞い踊る水飛沫が 囁いた独り言
心さざめかせる その声に
気付くにはいつも 遅すぎて
振り返り手繰ろうと しても
遠い 時の彼方
リインカーネイションの輪の中で
世界を織り成す糸のように...めぐりあいましょう
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スロットル開ける エンジンは好調
路面を舐めるタイヤの心地よいリズム
天気もいいし視界は良好
今日はどこまで進めるかな
追い越す車に道をゆずる
砂埃上げて走る後ろ姿を見送る
レーサーに憧れた頃もあったけど
今はひたすらにこの道を走りたいんだ
この先に広がるのは
果てしもなく長い道...RIDER
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永遠に続く愛なんてない
そう気づいていたわよ
当たり前じゃない
きみがいつの日か
あたしの元を去り
遠くへ行ってしまうこと
わかっていたわよ
きみが口癖のように言った言葉
「きみは強い人だから、
きっと大丈夫」...disappointed love
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もし あなたが
ずっといっしょにいてくれるのならば
それは どんなまほうより
つよいちからになる
きっと あなたと
てとてをとりあえるのならば
どんな こんなんにだって
たちむかえるんだよ
とおい みらいは
あやふやでみえにくいけれど...みちしるべ