タグ：Ｆｌｏｗｅｒａｆｔ

夜に街灯を頼りに歩いていくと、ふとした瞬間に
知らない表情の街がまだ近くにほら、潜んでいるんだ
少し曲がった路地裏抜けて、名前も知らない公園の遊具で遊んでみる
僕の脇を流れてゆく光の後を
鼻歌混じりにさノリノリで歩いて行こう
こんな深夜もオツなもんじゃないかって
響いた足音にスカしてニヤって
笑えち...

屋上登っては空を眺める
街の雑踏見下ろして未来を憂うのさ
屋上の烏は僕を笑ってさ
不器用なんだって言ったって
君らにはわかりゃしないのだろう
青天の先をさ未来と言うなら
僕の目の前の世界に未来は無いのかい
空飛んだ烏は僕を笑ってさ
臆病なだけなんだって
そんなの分かってんだ...

沈みかけた夕の世界
咲く波の華は綺麗でした　嗚呼
飛ぶ鳥や Do you know sky?
寄せるのは波の音だけ
回り出した藍の世界
空を星たちが飾っていく　
翔べやしない I know. Sky
波に飲まれそうな夜の
水面に映った星の光跡は
揺蕩う世途のようだ　分からないね...

月夜の下凪いだ海岸線
回る回るこの星空の下
相変わらず不透明な今のこと
変わってくれよなんて思って
飛び出してしまったんだ夜に
何かどう変わるんだ夜に?
行き当たりばったりの空はなんで
こんなに綺麗なんだ!!!
私の上
廻った空の一等星...

青天に揺らいだ憧憬
雲間に呑まれては
今日も変わり映えしない日々でさ
足踏みのまま
高架下の凪いだ青と
浮かぶ白線をさ
僕は気が付くと部屋を飛び出て
追いかけていた
未完成な地図を手に取って
走り出した僕は...