Ｋ２５

ティーカップ　甘いお菓子
用意したら　行きましょうよダーリン
腕を組んで　スキップしながら
ダンスだって　お歌だって　できるのよ
子供なんて　言わないで
大人なのよ　馬鹿にしちゃ　嫌！
誰よりもあなたが好きなの
だから誰にも渡さないわ
お願いよ　あたしだけを見てて　ねぇ
約束してよ...

目が合っただけで 胸が高鳴るの
君のことがね 好きだからだわ
君の隣 緊張してる
イス一個分 空いてるのだけど
あたしには近いわ
デートしたり手をつないだり
そんなこと絶対無理よ
恥ずかしい 死んじゃうわ
溶けちゃうでしょ？
キスなんてもっと無理よ...

夏の夜に交わした言葉は
裏返しの気持ちばかりでした
みるみると変わる君の表情に
私は戸惑って
手の届かない君と
話すことさえも諦めていた
笑顔を向けてくれる日が来るなんて
真っ直ぐな君の目が今も好きで
ボールを握る君の手も
形の綺麗な長い指と爪...

手と手つなぎ合わせたら
顔を赤くした君が愛しくて
いろんな顔を見たいよ ねぇ
もっと見せて　君の中
困った顔　怒った顔
どれだって　可愛いさ
奇跡の鳥が
空一直線　かけていくよ
おいかけてみれば
青くて広い空　僕を見下ろした...

僕は堕ちた天使　君を幸せにしたい
ずっと見ていたけど できることはあるかな
どうか君の頬に悪魔が口づけぬよう
僕の腕差し出して君には触れさせない
世界は広いとおしえてあげたいけど 嗚呼
堕天使の僕には何もできないのだろう
どうか君の首に悪魔が咬みつかぬよう
僕の血を差し出して君には近づけない
世界の...

朝早く 少し晴れていて
僕はまだ夢を見てた
突然のお別れだったね
サヨナラも言えずに
君は笑顔をくれた
太陽のような優しさも
僕は何もしてあげられなかった
頑張った君に
天に昇る君の背中を支えたいよ
君が遠い雲の上...

突き上げた掌は 暗黒の空に溶け
沈んでいくこの肢は 泥沼に堕ちていく
罪人の証は 首に咲いた紅の十字架
痛みは感じない
最後に見たモノは
助け求む愛してた人の血のついた表情
穢れたこの身には
愛という力はないのでしょうか
突き上げた掌は 暗黒の空に溶け
沈んでいくこの肢は 泥沼に堕ちていく...

きみが帰ってきたら
おかえりなんて言うのかな
照れちゃうかもしれないね
ずっと二人で 歩いてきたよ
今更だけど ありがとう
君に感謝、ね
病める時も健やかなる時も一緒
どんなときも隣にいる約束したもん
小さな家にみんなで住むの
猫を飼って二人の子供と買い物...

路地裏の中を
オレンジに染まる笑顔見せ
手を引くあなたがとても眩しかったこと
また明日なんて言わなくても
あなたは会いに来るの
覚えているよ
暗いところで転んでしまったときも
笑って「ほら」と手を差し伸べて支えてくれたんだよね
ありがとう
これからもずっと一緒に歩きたい...

君に触れたいんだよ
キスもしたいの
手と手つなぐだけじゃ足りないんだもん
抱きしめて
強く強く
絶対離れないように
世界で君のことが一番大好き
言ってるでしょ
嘘だなんて冗談言わないで
つくはずないでしょ好きなのに...