tagことtag.y(たぐ・わい) ※じわじわと復活準備中。 創作リハビリ中のしがない字書きもどき。 メインは某所の雑話書き。 此処では歌詞っぽい(けど、あんまりメロディに乗らなそうな)もの書いてます。 年齢的にも大概にした方がいい自覚はある。 何かやらかしてたら、出来ればこっそり教えていただきたくm(_ _)m(←メンタル豆腐通り越して豆乳)
プロフィールを見る作品に付けられたタグ
投稿作品8作品
もっと見る-
S.
染まる為じゃないわ 白は映す色
だから 覚悟してね
1A1.
「本日はお日柄も良く」テンプレの挨拶も
今日は特別に聞こえる 深く吸う始まりの空気
1A2.
白無垢と黒の紋付 両極のインパクト
伝統を今日は二人が 積み重ね 塗り替えていくの
1B....金襴緞子のエクストリーム
-
季節は変わらず巡るけど
咲くのはあの日の花じゃない
姿が時をとどめても
憶えているのは 私だけ
胸の痛みはやさしい
泣き疲れ
あなたを眠らせる
あなたに止まない悲しみよ
あるだけ私に降り積もれ
散りゆく花が残すのが...【応募中】忘れても知ってるから。~花のありか~
-
【1】
A1.
あなたの背中と夕焼けを追いかける
走って遊んだ影は いつしか長く
A2.
靴音に気付き 足を止め振り向いた
帰ろう あの頃よりも背の伸びた影と
B.
明日の約束は 空地から駅へ
やがて 日毎の「ただいま」と「おかえり」が叶うように...椅子とお日さま
-
1.
乾いた風が荒れた頬を打つ
歩いて来た道は とうに消えた
道のない地図に描かれているのは
目印がただひとつだけ
強さも戦いも求めた訳じゃない
穏やかに歩いて行ける道はなかった それだけ
吹き上げる砂粒が肌を刺すように
過ぎたはずの痛みが忍び込むけど
この痛みより 怖れより 渇く心が...月砂(レゴリス)の旅人
-
あんたのこと案外 俺、嫌いじゃなかったんだ
怖くないとは言わないけど 結構男前だしさ
あんたも犬好きだってな 抱き方見りゃわかるさ
言葉なんてわからないけど 冷たい奴じゃないな、って
俺の国(とこ)から犬が行っただろ 可愛がっておくれよ
寒いのには強いはずだけど きっと寂しがりだよ
あんただけを頼み...夢想(犬好きのおっさんへ)
-
いつまで私は閉じ込められるの?
野花編んだティアラをねだったあの日に
目を逸らすのはやめてよ
あなたは無邪気に私の手を引く
「流れ星を見よう」と
この手の熱さが違うことも気付かない
伝える度あなたは「まだ早い」とはぐらかす
流星群を見上げるあなたは
願いをいくつ言えたとはしゃいでるけれど
知ってる...流星哀歌(りゅうせいあいか)
-
月をなぞる指先
薄明かり爪に映して
私の声 今夜も
上すべり 揺られてる
溺れちゃえよ、って グラスの深さじゃ
少しも沈めないわ
きれいなだけの時間
ただ甘いだけのsling
重さのない夜更けを
引き寄せる糸もない...月のLure
-
赤い目をこすりながら 壁打ちのような「おはよう」がふたつ
いつからだろう 二人とも上手く眠れなくなった
コーヒーがまたわずかに濃くなった だけど眠気が醒めない
君の寝息を逃げてきた それは 確かに 僕から
朝食を軽く済ませ ルーティン・ワーク 今日の天気の話を
快晴 南寄りの風 「少しすっきりしよう...spring-cleanの前夜・朝・午後