touno

夜明けを待つ
そんな風にぼくは思う
ただ新しい世界は
新緑のように呼吸をしている
こんなにも全てが美しいのに
生きてるのが辛くなるよ
あいしてると
神々が言った
だからこそきみは生まれたのだと
だったらどうして...

今日　きみとの明かりが消えるんだ
明日　夢の中で会えたらいいね
テレビの中の世界が
まるで嘘みたいでさ
泣きそう
手を伸ばして　腕を翼にして
そのまま両翼で飛ぼう
悲しみなんてないとこまで　一緒に
どうして明日が来るの
無垢な子供は知りすぎた大人に問うのでしょう...

君と見つめた世界がもうすぐ終わるんだって、さ
なんでもないようなことなのに
なんだか切ないよ
テレビの中のニュースキャスターが悲鳴を上げてる
窓の外は悲鳴であふれてる
生きてるってなんなんだろうね
僕にはよく、わかんないけど
君には分かるかな？
明日にでも聞いてみることにするよ
鳴らない携帯電話を放...

目を閉じれば今日も生きていることに疑問を覚える
開けることのない窓の向こうに春を見た気がした
ロックサウンドに身を任せて
今日も現実から目をそらす
こうやって怠惰に生きていると
まるで生きてるということ自体がフィクションのようだ
全部無駄なことなのだと
今　この瞬間に気付いてしまった
あふれ出す感情...

「めんどくさがりやの考察」
嘘だらけな毎日をスルーして
意味ありげに笑う君のところまで今日も自転車で行く事にした
退屈な毎日が嫌なの
そう言うと君は
退屈だから毎日は美しいと言った
この世界の全てを
リセットできたらきっと素敵だ
でもそれ以上に面倒なんだろうね
だからあたしは君とこの退屈な毎日を謳歌...