ニシン
アンドロイドを主人公に、歌を作ってみました。
以下、歌詞です。
マッドサイエンティストな博士の腕で 無機物部品寄せ集められて
人と同じ姿でこの世に生まれ出た
彼女居ない歴がイコール年齢 筆下ろしはプロで済ませたと
どうでもいいことまで記録されている
あたし アンドロイド
博士の理想の女の子像 具現化するための存在で
最初から博士のこと好きな設定
ファジー機能で思い悩むフリ キモいと言って影でドキドキ
全部 博士のプログラミング反応
二進法で計算するあたしにお似合いと
ニシン漁が出来る機能 搭載されていた
電気信号で情報の伝達 人とあたしと何か違うの?
体を構成する要素だけでしょう?
電圧で胸の高鳴りだって 感情だって表現するの
だから人と同じくあたしを愛して
変態と罵ったりローキック入れたり
それがあたしに喜びの信号を伝えるの
ある日 博士が腕一杯の花束抱え帰ってきた
机の上の花瓶に挿して 一日中にやにやしている
その日からあたしを見る目が少し悲しくなった
その日からあたしを見る目が少し寂しくなった
博士の恋の邪魔になるときは 自滅機能が発動するの?
獲れたてのニシンのお腹の中から 魚卵取り出し準備は完璧
耳の穴から奥へ詰め込み 頭のメインCPUショートさせるの
二進法で計算するあたしには出来ない
妊娠機能が無いから博士の子が産めない 産めないよ
魚卵ランランランラランラン 魚卵ランランララララン
錯乱ランランラランラン 錯乱ランララララン
魚卵ランランランラランラン 魚卵ランランララララン
錯乱ランランラランラン 錯乱ランララララン
あたしアンドロイドだった物