ふと浮かんだ歌詞っぽいものを形にできた時に投稿しておきます。 もし気に入ってくださるという奇特な方がいらっしゃったら是非ともご利用くださいませ。メール一本に気づければすぐにでもたいおういたしm(マテ
プロフィールを見る投稿作品8作品
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生まれてこれまでずっと
誰にも頼らず生きてきた
今生(こんじょう)の旅路も独り
地獄巡りも悪くない
一人で野山を駆けて
孤独に生きていた
ある日の夕暮れの中で
山を歩く影が
こちらを見上げて叫ぶ
「妖怪の子が居る!!」...暖色の言葉
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齢を重ねても中身の成長がしていない
記憶を増やすだけで思い出がないからだろう
思い出も忘れるために蓋をして深く深く沈めてしまう
いつか沈めたことを忘れてしまい想った事も忘れてしまう
日々記憶は増えても思い出は増えない
思い出は消え行くばかりでいつか空っぽの私が出来上がるだろう
思い出を振り返る
ただ...現在未定
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毎日の朝の仕事
お寝坊の君を起こす
いつも遅刻ぎりぎりまで起きない君を
いつも通りの朝の道
いつもと変わらない二人
君の隣で笑ってる
いつもの私
だけど 君が隣に居るだけで
胸がドキドキ
君はいつも平気そうな顔で...恋の魔法
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光と闇の中
踊る愚かな神よ
生と死の狭間で
祈る聖女の嘆きの声を聞きたまえ
朝焼けに消える聖なる子
冷たき身体に成り果てた
戯れの悲劇まだ続く
幾千の涙の声と
嘆きの声を聞き嗤う
人々の悲しみ...黎明の鐘
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気づけば心の中
荒野が広がってた
何も無い
捨てた夢の残骸
今も追いかけてくる
揺れる想い
捨てた未来から
私は逃げている
今も怯えている
明日(あした)を願う君がただ眩しくて...願火
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ひらりふわり舞い散る桜
夢の中へと誘いて
秘めた思い微かな痛み
残し夢へと消えていく
出会いも桜の舞う中で
君は一人踊っていたね
とても楽しそうな君を見て
「貴方も一緒に踊る?」と言われ
差し出す右手を手にとって
気づけば僕も笑ってた...桜の恋
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人は歴史を積み重ねる
積み重ねた歴史が
人を作り人を育てる
喜びを知り 悲しみを知り
笑顔を浮かべ 涙を流す
ゆえに人は過去を重ねる
過去を持たぬ物に力は無く
過去を重ねて大きくなる
過去を捨てるものよ 心せよ
己が生の薄さと寂しさを...時重(ときかさね)
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「愛してる」
君にこの言葉を届けたくて
どれだけ遠回りしたのだろう
虹に濡れたいつもの場所で
夕日を眺めた帰り道
君が隣で笑ってくれた
それを眺めるのがただ楽しくて
気づけばいつも不思議そうな君が居た
ある日君は突然消えて
僕の顔から笑顔が消えて...想送歌