ぐりんぐる

花びらが　雨とともに舞い散る
花は散る　だけど好きな季節　
きみは　どんな気持ちなの？
じきに空はブルー　走り出そう
君の手をとってさ　こころ
躍りだしてカラフル
大切な場所でね　きみに
想いプレゼント　虹の下で...

繰り返す　鈍色の刃
切っ先を　ただ振り抜く
意識　止め処無く　止まってゆく　無色形
進む　ディストピア　排除者の目　何を見る？
苦しみは　我関せず
視界には　銅湖（あかみずうみ
こころ　鋼色　しかし……なのに　動き出す
景色　色が舞う　戻るこころ　ナニヲミル？...

心に　融けはじめる　孤独に触れて　沈んでゆく
見慣れた　景色はもう　泡沫の夢と消えていくだろう
空からは　届かない　楽園
蒼は煌いて
ただ　溢れてく　流麗
広がっていく
光さえ　届かない　楽園
闇は深めいて
この　存在も　消えてく
すべては黒に...

いつも私はつまづいてばかり
まわりにバカにされることもしばしば
あきらめようかな……いつも思うこと
気分は右肩下がりなの
いつか私もあの娘みたいに
優雅に舞いたい
ソラから降りそそぐORANGE
私もあの色を纏いたい
今はまだ芽さえ萌えない
自分未来は愛せるかな...

官能的な死に興味など無いわ
泥と化したこの世界に根付くだけ
聞こえてくる悲鳴は日常のノイズになって
気がつけばほら、消えている
人々は見えるものを見ずに通りすぎてゆく
人は弱く、甘く…
もし縋るものがあるのならそれは救いにはなりませんか？
光しか見なかったあの頃　懐かしく、そして嫌悪する
また一緒に...