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花があった。
とてもきれいな花があった。
この花はなぜここにいる?
何のため?
誰かが植えたのか、それとも自分の意思なのか。
誰かが植えたのならばなぜ、この場所にこの花だったのか。
違う誰かが、この花が好きで
この場所によく来るからだろうか。
またはその逆で、
この花がきらいだから、人目の少ないこの...花
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お目目だけ見ていて
あなたの好きなだけ
お手手だけ食べて
あなたの好きなだけ
あんよだけ触って
あなたの好きなだけ
好きなのに好きじゃない
私は悪い子なの
あなたしかいないのに
ごめんなさい 私...(non title)
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彼女は空の下でうごめいて
人ごみにまぎれてる
中学時代のことを思い出しては
嫌な気持ちになって
何の取り柄があるわけじゃない
別にイジめられてたわけでもないけど
あの空気に取り残された感じが
なんとも居心地悪かった
自分を守ろうを群がったり
まき込まれないよう慣れない本を読んで...non title
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23時の赤い警告
かかとをつぶしドアを開ける
逃げるように走る 走る
23時の青い約束
ビルの合間に風が抜ける
鳥のように飛んで 飛んで
目に見えない怪物(モンスター)に
だんだん侵されていくような
自分が自分でなくなってゆく
理由なんて持ち合わせてない...non title
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三秒前の僅かな心音
突き刺すナイフ 悲鳴あげろ
痣が残る左の頬
切れた唇 口付る
三秒前の汚い気音
潰れた喉 奇声あげろ
風邪引き坊やマスク外す
蔓延する悪魔ども
暮れた朝日が笑う
枯れた池に浮かぶ羽...ハンドロブ
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今日もいつもと変わらぬ日
伝えるための器
壊れて 壊れて
かけらを集める
陽は泣いて星は笑う
机には造花の束
叩いて 叩いて
粉々に散った
君から貰った言ノ葉を
刻んで 煮込んで...リングア
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夢の中で私は一人
流れゆく人たちの中
流れに逆らいながら
ここへきたの
七色に光る道の上
その光だけが頼り
気が付けば流れる
人たちはいない
風に吹かれて
舞い上がる白い羽...この手に
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僕が生まれてきた意味を
あなたはご存じなんですか?
あなたが生まれてきた意味を
僕は知りたくもありません。
僕がいつ死ぬのかなんて
あなたは興味ないでしょうが、
僕はあなたがどう死ぬのか
とても興味がございます。
人の気持ちなんて一時的
永遠なんて絵空事...ネガティブ感情無限連鎖
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花が笑う
僕を見てゲラゲラと
「落とし穴はそこだよ」
無視して進む
星が笑う
僕を見てクスクスと
「どこを見てるの?」
空を見上げる
何度目かも分からない人生の迷路
必ずゴールできるこの迷路...wonder