歌詞作りと、歌い手活動をしています。 好き勝手やっていますが、コラボ希望などありましたらお気軽にご連絡ください。
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サンプル(男性)
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サンプル(女性)
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ゆらり揺られてガタンゴトン
かかとツマサキぐらぐらするの
ぽっかり開いたキミの呼吸器官に
わたしのあくびをプレゼント
キミは気づくのでしょうか
押し込められた箱の中
イヤホンを外しても見えない
代わり映えのしない窓の絵...(non title)
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少し重ための下駄をカラコロ
あがったばかりの雨に濡れた土
心もとない首すじの上
硝子の金魚が泳ぐ
帯に差した団扇は花火
意味などないけど巾着の紐をたぐる
今は跳ねる水風船
手をつないではからめとられて
はぐれぬように、はぐれぬように
まぶしい景色に酔ったのならば...金魚と太陽(仮)
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くるくるまいて
たぐりよせたら
こゆびがふたつ
「こんにちは」「ども」
はらはらおちる
さくらのあめに
ネクタイひらり
おどるスカート
ゆめのつづきは
やけにリアルで...とちゅう
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ふっ、と
わたしの耳に届く
あくまのことば
「恋におちたね」
姿を見ればポンプが跳ねる
すれ違うなら電卓くらり
目と目が合った
お、ぼ、れ、る、
手と手をつなぎ
たしかめ合うの...さよならあくま
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屋上の君の特等席を
そっと訪ねてみるんだよ
桜の色さえのぞかない
責めるように青い空の下
ツンと上向く小さな鼻と
未
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このまま終わらせたくない
手にしたい夢がまだあるから
転んだままで泣き続けるのは
僕が望んだことじゃない
こんなに頑張ったのに
もう何回転んだのだろう
歩くだけでつまづいた
小さな石にさえ泣きそうで
信じる思いも疑えてくる
希望に満ちた心の内側は...足跡
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少しきつめのヒールを選んだ
いつものタイトなスカートよりも
締め付けてくれるスキニーパンツを履いてみたの
踏みこむたびにしゃなる鈴の音
腕に絡みつくバングルは重い
拘束されているのも悪くない
今夜だけは
甘すぎる服を脱ぎ散らかして
染め直したのは本当に私?
肌の上にあるものはいらなくて...冷静も情熱もないまま
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≪咲く≫
アジサイの咲く神社を通り抜けて
ふりかえるキミに恋をする
水たまりこえて
ローファーのかかとがかなでだす
16時前の白い空
広がる街を二人で見下ろして
湿った石の上に今日も立つ
ぼくらの歩く速さは未来には追いつけない
キミは笑う...咲く