hateno

火が点かない。
「ああ」酸素がないんだ。
道理でやたら、
息が、息が苦しい。
気が付かない。
「ああ」意味もないんだ。
嘘を吐いたのは、
生きる、生きる為だ。
チクタク、チクタク、過ぎて行く
チクタク、チクタク、歪んでいく、...

色づく街を 四角く切り取る
本当のことは聞こえていて
けれどもどこか嘘みたいで
独り、部屋の中
離れる君を ここで見ている
ずっとこのままで良いのかな
私もそっちに行けるかな
なんて考えるけれど
私、本当は気づいてほしくて
だけど言い出せなかったよ...

あの空の色、僕らの歌
「青空のメロディ」
まるで世界が変わるような 大きな事件ないけれど
朝日が照らす今日だって いつもどおり素敵な日になるよ、きっと！
チクタク、チクタク 回り続ける
時計の針は止められないけれど
そっと、いつかこころの中覗いたら
みえる きこえるはずさ
さぁ、今を始めよう！
この...

どうしようもなく、僕は独りぼっちだ
やけに静かな世界を見下ろした
いつか終わりが来るのは知ってたけど
意外と寂しくはなくて
今、地球を強く蹴っ飛ばして
ただこの身を高くふっ飛ばして
ここから見える景色も悪くはないかな
この想いを乗せ風になって
雲の向こうへ行ける
だから、何も心配ないよ...