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月明かりが誘う
また私を呼んでる声
水面(みなも)に映る
もう一人の自分
ねぇ、一緒に踊りましょ
そんな所に居ないでよ
私と一緒に踊りましょ
ね?もうすぐ手が届く
水面(みなも)が揺れる
また重なる手と手の夢...もう一人
-
聞こえた
何かを求める声が
感じた
私に触れる腕を
香った
何かの花の匂いが
味わった
誰かの悲劇の重さ
見えた
あの子の屍が...あの子
-
~サビ~
鏡に映る現実に
思わず目を背けたくなった
これが今の世界で
それに私は諦めていた
壊す、壊す、壊す・・・
~Aメロ~
見つめる先には闇
足元には暗い道
ここを辿れば何か見える?...鏡
-
(散っていく木の葉
白い息は心を暖め・・・)
帰り道、上り坂、夕暮れ・・・
5時間授業なのに
空はオレンジで
寒さに手を擦り合わせる
後ろからの足音に
振り返ろうとすると
熱のこもった学ランが
肩にやさしくかかった...帰り道