矢口ひの

Ａ：窓から差し込む　少し眩しい朝日に
　　寝ぼけた瞳こすり　一人背伸びをしてみたり
Ａ：ありふれた毎日　空に流れる白い雲
　　気分は快晴だし　今日は何処まで行けるかな？
Ｂ：遠くまで　羽ばたける　この想い
　　風乗せて　そっと空に放つ
サ：輝く懐かしい想いを
　　歌って　キミに届けよう
　　この世界...

Ａ：失敗したって　頑張って！
　　ひとつオマジナイ　教えるから
　　青空見上げ　深呼吸
　　ほらね元気が　出てきたでしょ？
Ｂ：お陽様　ニコニコ笑って
　　なんだか　シアワセな気持ちになるね　
　　さぁ、お出かけしよう！
サ：そよ風も　わた雲も　みんなで踊ろう
　　笑ってる　この瞬間　私はスキだよ！...

Ａ：優しい手が　僕を包む
　　お日様の様に　暖かくて
Ｂ：冷たい雨に怯え　泣きじゃくる僕をそっと
　　その胸に抱き寄せた
サ：永い眠りの後　毛布に包まれてた
　　温かいミルクも　優しい言葉も　初めてで・・・
Ａ：ひなたぼっこ　二人一緒
　　見られるといいな　同じ夢を
Ｂ：撫でられるのが好きで　いつも...

サ：手を繋いで　青空に映る　飛行機雲を
　　何も考えず　見上げていた　幼い頃
　　今はそれぞれ　大人になって　別々の道を歩んで
　　初めてアナタが好きだったことに気付いた
Ａ：友達の輪に入れなくて　一人離れて遊んでいた私に
　　アナタは泥だらけの手を差し伸べて　笑ってくれたね
　　始めは少し照れちゃ...

Ａ：小さい頃から　いつも抱いてた　オモチャの船
　　いつになったら僕を乗せて行ってくれるの？なんて
　　真っ白な部屋　真っ白なベッドの中で　願ってた
Ｂ：夢の中でオモチャの船はいつもロープに繋がれて
　　泳ぐことも　空を飛ぶことも　自由に出来ないまま
　　ただ、ただ浮かび続けていた
サ：窓の向こうを...

夕暮れ　いつもの道を
足跡を　見つめながら歩く
いつから　離れたんだろう？
前を見て　全速力で
走れば　この大きな歩幅
追いつくの？
空見上げ　雲の　流れ行く先を見て　落ちた涙
アナタに笑われ拗ねたフリをする　
だけど　私　アナタに　真っ直ぐなこの気持ち
届くなら　今もここで歌うよ...