ルシノ

弊弊 脆脆 クインビー
あなたの語ることだけ絶対です
弊弊 脆脆 クインビー
冷めたロイヤルゼリーに溺れたモンスター
弊弊 脆脆 クインビー
いつもちぐはぐ意見を転がして
弊弊 脆脆 クインビー
私「はい」しか言えない質でして
ああだのこうだのつべこべ言わずに
美味い蜜だけを持って来いって？...

ブラックデビルの煙が匂って
「つらくない」とか嘘吐いちゃって
甘く苦々しい
得も言えぬ虚空は満たないや
プレイリストの何を聴いたって
易く愛とか語ってんだって
ああ全くばかばかしい
でもどうにも呼吸ができないや
屈託ない拙い言葉
届かないこの心...

「ねえ、わたしはいまここにいる」と声上げて歌っている
その響きも光さえも届かずに生きている
四半世紀かけてできた弱虫なエキストラ
嫌われることだけは誰よりも得意でさ
いつまでもいつまでも変われないまま
届くはずない星ばかり見つめて泣いている
ああどうか！　この身に幸せを！
願いは地に墜ちて虚がこだま...

重ね生まれしヴィラネスレディ
死して尚死にゆく宿命
蓋しお道化た御伽のガーデン
耳を突く終わりの調べ
暴き出せ 晒し上げ 壊せ
手を下せ 吊し上げ 潰せ
奪い取れ 彼の旗を 手折れ
二度も墜ちてたまるかと
ビービシャス
乙女よ悪たれ...

右の手には穴開いた傘ひとつ
肩が濡れる 息が白みだす
いつも水溜まりを避けても靴に染みる
泣いていた
冷えた足でどこへ行こうか
たんたんたんたん 傘が歌う
だんだんだんだん 胸が痛む
一瞬頬を伝ったのが雨か涙かわからないまま
たんたんたんたん 香るペトリコール
だんだんだんだん 秋が暮れる...

どこまでいったらもういいか
みつからないままばいばいばい
窓の外では風が止み
眠る時間すらとうに過ぎ
誰も知らない夜の先
落ちた私の遊園地
飽きるほど遊んでいる
飽きるほど遊んで
どこまでいったらもういいか
みつからないままばいばいばい...

きっとあの頃は憶えていたはずだったのに
なぜだろうか いつもそばにはあの子が居てくれたはずだったのにな
何もかもわかんなくなって 心には穴空いてるだけ
堕ちてしまった 気づけば這い上がれなくなってたんだ
どうか教えて どうか与えて
誰もが当たり前に持っている感情
ハテナ？
愛というその言葉はなんだっ...

気づけば箱の中
アタシどうやっても出られない
混沌で満たされた
色彩辿って上から下に
某国は砂の下
憂い笑ってはまた憂い
曖昧に夢見てたあの日
戻れない日々
独彩色のこの街で
大人になれないまま生きて...

バイバイせこい成功の人生
手っ取り早い方法じゃダメダメ
アイデア次第 正攻で切り開け
知ったこっちゃないけどね
酸っぱい苦い万能の錠剤
ノイジーうざいチーターはパリィパリィ
脳内ヤバい欠陥はすぐ治し
正しくなっちゃおうね
さあ唱えましょう 敗退の合言葉
幸せの出口へご招待...

古い荷物が増えた
書ききれないくらいに夢を見続けた
途切れない道の半ば 歌が聴こえてる
またいつしか思い出せるように

空の青さも 風の匂いも
変わる世界でひとつ変わらないこと
あのときのまま歩いていける
灯が照らす限り
...

たったひとつのお約束
「ここでは楽しく遊びましょう」
秘密のチケットキミの手に
カラフルなゲート潜り抜けて
さぁさみんなで歌いましょ
カリオペの音で踊りましょ
決まりを破った悪い子ちゃんでも
遊びましょ

はしゃいでおくれ...