三月悠

桜舞う春の道
君と二人　手を繋いで
すれ違う人ごみに
流されて　しまわないように
桜散る春の道
少し前を　歩く君が
立ち止まり振り向いて
手を伸ばし　待ってくれてた
君の笑顔　君のぬくもり
君の全て　離したくない...

古い校舎
あの頃のままの教室
忘れはしない想い出
かけがえのない時を過ごした
ありがとう友よ
いつも楽しく笑っていた
ときには泣いて
傷つけあったりもしたけれど
振り返ればもう
歩んできた道が...

朝起きて憂鬱
窓の外大雨だし・・・
友達と前からお出掛けの約束したのに
メール来た
「行かない；；
濡れるのが嫌なんだもん＞＜
また今度行こうね（ハァト」
ハートマークで終わるメール
「そんなぁ・・・orz」
前からすごくすごく楽しみなのに...

いつもの交差点で
いつも通りの会話
ふと君が口にしたこと
「今度星を見に行こうよ。」
少しとまどいながら
僕は嬉しくなって
喜びをかみしめながら
「今夜見に行こう。」
どうして？君と一緒にいると
楽しいけど　苦しくなる...

「今度桜を見に行こう」
貴方約束を忘れたまま
いつになっても貴方の連絡は途絶えたままなの
いつになったら貴方思い出してくれるのかしらね
でも私待つからね
いつまでも待っているからね
でも本当は知っている
行けないと
だって貴方はどこにもいないんだから
ねぇ　お願いよ...