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灰音と書いてカイネです。ただの腐れ女子ですがよろしくお願いします!

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【巡音ルカオリジナル曲】Just Be Friends

(こちらは原曲・何人ものボカロ歌い手さんの歌われた「Just Be Friends」を元にして 書かれた小説です。不快に思われる方の閲覧はご遠慮ください) 息がしにくい 圧迫された空気 心地よかったはずの一緒の空間 いつの間にこんなに狭くなった? 小さな高音に僕は目を覚ました 「どうしたの」 「割っちゃった」 床一面に散らばった粉々のガラス細工が朝日に反射して 割れていても綺麗だなんて覚醒しきらない頭でぼんやり思った こちらを見ている彼女の視線に「あぁ、片づけなきゃね」と言って腰を屈めて掻き集め始めた 割ったときの姿勢のまま――立ち尽くして眉根を寄せる彼女 「手で触っちゃダメだよ」 「これくらい大丈夫だよ」 「…」 諦めたように黙る彼女の足元で何かにとり憑かれたように一心に拾い集める 「…っ!」 弾かれたように彼女を見上げた その瞬間の彼女は注意を聞き流した僕を責めるでもなく、あっという間にあふれ出した血に痛そうな顔をするでもなく、 信じられないというように呆然としていた 彼女の表情を見て視覚から徐々に痛覚に移転する痛み 「何の置物だったっけ」 知っていて尋ねる、これは僕からの悲痛なサイン それでも僕の指に絆創膏をあてがいながら彼女がこちらを見上げた 「去年くれた兎だよ」 彼女の微笑み 愛おしかった 「昔」を懐かしむその微笑みは 何も変わっていないように見えて その顔をさせてあげられない「今」は 全てが変わってしまっていた 「昔」が少しずつ色あせていく「今」 「昔」の約束は永遠にならない「今」 「泣くほど痛いの?」 彼女の方が泣きそうな顔をして尋ねた このサインに気づいてるんだろ? 聞かないフリをして 見えないフリをして 「絆」から「鎖」に変わったものにすがっても 全部手遅れなんだ 空しいだけなんだ ――でも、向き合うことを避けているのは互いに同じだった 「―――――――」 「どうしたの?」 聞かなくては気持ちも通じなくなっていて それでも変わらずに大切な彼女 怪訝そうなその表情をしばらく見つめてからそっと手を重ねた 壊れてしまったものを壊れものを扱うように大切に優しく触れた僕を君が笑わないでくれて良かった それだけで― 「もう充分だよ」 痛々しいほどに大きく目を見開く彼女 痛いだ

原曲を20回は聴いてから書き始めさらに執筆中(約2時間半)にまた20回は聴きながら書きました
投稿日時 : 2009/08/19 21:18

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