バスケと音楽をこよなく愛する大学生。 歌詞を書いていきます。どうぞよろしくお願いします。 ホームページ → http://www.geocities.jp/jamira121c/ ブログ → http://ameblo.jp/eleven-square/
プロフィールを見る投稿作品6作品
もっと見る-
「夏が来た」 隣で君が言う
セミの声 風のにおい
すべてが熱を帯びている
「そうだね」 ぼくは伸びをした
そのまま あの空をつかめるような気がして
走り出した自転車
コンクリの道を下ってゆく
怖いものは何もない
フルスピードで 駆け抜けるよ
雨が降る 突然の通り雨...コンクリート
-
雨が降る朝の街を ゆっくりと歩く
灰色の空から落ちる粒たちが
傘の上で踊る
軽快なリズム 乗らないライム
ひとつ終わり またひとつ始まり
どれほど経っただろう
いま一つ 気の利かないスパイス
昔の夢を見た
まだ遠ざかってはいない 幼かったあの頃
世界のすべてが新しかった...satisfied?
-
窓の向こうから流れ込む 月の光
やわらかなカーテンは 息をのむほど白く輝く
車が走るノイズに 雲が同調(シンクロ)
無形のリズムを刻む
空に浮かぶメロディを 風が運ぶ
演奏は止み 黒い空が残る
私の心に残るのは 孤独 刹那 安らぎ
大きく開いた瞳に飛び込んでくる
この広く美しい世界
白と黒 -音楽-
-
赤い空 雲が焼けていく
崩れていくこの世界で
叫び声は もう 上がらない
小鳥たちは 絶望に染まる空を飛ぶ
獣たちは 漆黒に落ちる大地を歩く
声も出ず 歩き続ける
ひきずる足は さらに重さを増す
傾いた大木も 流れる川も
すべてが赤く染められて
愛しい人を抱きしめていた私の体も...赤 -終焉-
-
世界のはじまり 一面の青
静寂を湛える 波一つない水面
一粒のしずくが落ちる
きらきらと 世界を凝縮しながら
小さな小さな音が鳴る
透明な王冠が空間を広げる
一瞬の静寂
たくましい風とともに
音が 光が 生命が
生まれた
青 -誕生-
-
みんなと別れたあの日が遠い昔のよう
あっという間にすべてが変わり
僕はすこし戸惑う
あのとき交わした言葉
あのとき得た喜び
もうどこかへ飛んで行きそうで
僕は必死にそれをつかもうとする
さようなら
それはやがて来る試練の時に
自分の力で立ち向かうための言葉...farewel'come