みやづきかなめ

夢にみた景色と
比べてみると
なんだか違う　そうじゃないんです
わかってほしくて
ムキになったら
あれれ　ふらり　おやすみなさい
歌いたいだけ
零したくない
どうか許してほしいの
あなたの歌...

指を結ぶ
あかい　あかい　飛んでしまいそう
口を塞ぐ
あかい　あかい　飛んでしまいそう
ああ
めんどうだ　だいきらいだ
ああ
めんどうだ　だいすきだよ
ああ
このままじゃ　だいきらいだ...

面倒事　避けるように
ウルサイ街で眠った
いつの間にか　踏み出してた
気付かなければ良かった？
泣きたいくらいなんだ
投げ出してしまいたい
目覚めるのが怖いよ
君は悲しむのかな
夜明けの　波風
僕らを追い越してった...

空回った　恋をしてた
転がってく　坂道
気付いたら　それはどこか
転がってく　坂道
新しい　景色は　僕の
リセットボタンに　なるだろう
まだみない　この先　恋は
僕の脅威に　なるだろう
言い訳なんて必要ないよ
君に触れられない...

貪欲なの　可笑しいくらい　
無彩色の　貴方との夜
思い出すの　アルコールとね
そしたらほら　書き換えられる
明日の予定を　タイピング
つまりは　暇じゃないの
あれからどれだけ　ランニング
続けた　少し痩せた
誰も見てない　誰も知らない
私だけの　秘密を...

午後の　窓辺　紅茶色した
空に　腕を　伸ばしてみる
軽く　触れた　溶けていくよう
そんな　風に　包まれてく
「こども　みたい」　そう言ったけど
それは　きっと　お互い様
軽く　触れて　溶けてしまうの
そんな　ことが　懐かしいの
届くはずも無い
そうね...

紛れ込んだ　迷子の月に
道を示す　僕らの街は
闇を照らす　偽りの國
さぁ、おいでよ　会社帰りの　お兄さん
化粧やめて　寄っておいでよ　お嬢さん
皆が　皆　羨む街へ！
Ah　イカサマだらけの　この街を
愛して欲しい　ただそれだけ
Ah　絶望だらけの　この世界
そんなところで　僕らは生きていく...

会いたい夜も　会えないままで
空メール打って　空に飛ばして
会いたい夜も　会わないままで
でもきっとずっと　ひとりのままで
寄り道　曲がり角に
泣き出しそうな坂道
コンビニ　駆け込んだら
無駄に甘いお菓子買う
「不器用」　なんて言葉は
カッコワルイ　言い訳かな...

曖昧な言葉を　言うだけじゃ
沈んでく夕日に　追いつけないよ
あの頃は今より　強かった
霞んでく夜明けに　追い越されるよ
握ってた右手
思い出せない　アイロニー
右手の手紙
思い出せない　アイロニー
ねぇ　笑ってよ
スノッティ　僕らの孤独を包み込んで...

観覧車　まわるまわる
いつか見た空が　とおくみえる
６時過ぎ　すこしくらい
いつか見た星が　とおくみえる
少し濡れた野原で
寝転がる君の横で
ボクも膝を抱えて
歌うことなら君にもできるから
小さくていいから　声をきかせて
この気持ち歌うことができるなら...