kefuca

君が居なくなって何年経っただろう？
癒えぬこの傷がズキズキと疼く
いづれまた会いたいな
いづれまた会えるかな
遠く遠く　離れ離れになっても
いづれ時が来ればまた会えるからね
いつも前を歩いてた君が居なくなって
僕は行き先を見失ってしまった
さよならは言わないで
さよならを言わないで...

君が居たあの夏、曇りなき青空
蝉の合唱が、僕らを祝福する
君が去ったあの夏、曇りなき青空
変わりなき景色が、ただ存在していた
割れた花瓶、折れた翼
片目の野良猫、左利きの犬
疎らなピース、キャッチャーミット
萎れた草花、見上げた夜空
天を仰げば、何物も
小さすぎて、涙が出るよ...

出会いはお洒落なバーだったね
週1、2回の逢瀬
逢うたびに綺麗になる君
だんだんと惹かれていく
色んな事を語り合ったね
昔のこと、将来のこと
前に進んでいる君が
羨ましかった、眩しかったんだ
たとえ君が居なくとも、僕は君を追いかけるよ
どこまでも、どこまでも...

なんで生きてるのかってさ、生まれ堕ちたからさ
両親は恨んじゃいないよ、少しだけ「ありがとう」
生きる才能ないから、仮初の愛買った
時計の針だけが平等に、死へと、進んでる、進んでる
楽しさより虚しさに
喜びより悲しみに
心が動く掻き乱される
そんな僕ら生きてる理由探してる
負の感情とともに包み込まれな...

その足で、踏み出して
駆け出して、どこまでも
その先へ、飛びこえて
羽ばたいて、何度でも
情報の海で息継ぎが出来ない
もがいているけれど空回りばかりだ
限界を超えた先にある何かを求めて
足掻いてる日々その先に報われる時が
来るのかな　来るのかな
その足で、駆け出して...

スピリットフリー
何にも囚われず
スピリットフリー
気高く美しい
いつでもどこでも自由な君
そんな君は眩しかった
思わず目を背けた
隅っこで見ていた
君の魂は何色なの？
僕の魂は何色なの？...

心に空いた黒い穴
いつか埋まる日が来るのかな
君は今なにをしてるの
いつかまた会える日が来るかな
遠い地で出会ったぼくら
あの日見た星空忘れないよ
また一緒に見に行こうよ
約束だよ　絶対忘れないでね
頬に伝うその涙
その意味を君はまだ知らない...