タグ「和風」のついた投稿作品一覧(5)
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金華に集う蝶あり
揺れる美酒の香り漂う
廻る輪廻の果ての果てへ
紡がれる詩は誰想う
幾千の時越えて
嗚呼 今恋しと待ちわびる
幾千の数え歌
天へと延び往く道しるべ
桜花舞い散る 君想う恋心
艶やかに躍る指先の蝶...君想う蝶 (※)
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草木眠る丑の刻
橋の向かいから手を招く
“さあさ 此方へとお出でませ”
高下駄鳴らす百鬼の群れ
憎き愛貫いて
鬼火の鈴音(すずおと)を奏でる
宵風の語り部で
ゆらり ゆら ゆらり 灯る明(あか)
浮き立つ足が向かうは夢心地
風に舞う美酒の香りに酔い...夢浮橋
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【S】
いとしきみへ詠う(うたう)恋歌(れんか)
哀れ愛惜しむ(いとおしむ)散り様(ざま)
黄昏時に消える(とける)想い
貴方に代わり魅せましょう
【A】
行くども帰らぬ一滴(ひとしずく)
徒然に走る墨の香
嗚呼 違えた約束の宵...いとしきみへ恋ノ歌
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蒼い陽炎(かげろう) 鳥の囀り(さえずり)呑み込んでく
まるで己の声のように
紅い時雨(しぐれ) 白羽の如く降り注ぎ
全て縫い止め影を射る
橙(だいだい)に映える影法師を見下ろした
繋がる足 動き ただ顔だけが何処(いずこに)に
独りに成れぬこの哀れ(あわれ)憐れ(あわれ)な影法師
お前が望むのなら...カゲボウシ
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00:22
翻す袖に舞うは桜の紋
姿無き声は 時鳥の唄(ほととぎすのうた)
凛と立つ姿 強く寂しげで
歩み響く足の音(ね) 心惹かれる愛慕(あいぼ)の音(ね)
00:52
さあさ 御覧あれ
これぞ国士無双
並ぶものなど在りゃしない
01:08 ...桜の音唄 (※)