nikuman5

いやだよ
私はやりたくない
だめだよ
私は理解しない
苦し紛れの変化球
君に届かずさ迷って
それなら
少しはやろうかな
本当に
少しは理解するよ...

さらば　楽しかった日よ
もう一度　会えたらいいね
さらば　楽しかった友
必ず　会うと約束だ
うだうだしていた僕も
どうやら変わったらしく
今また第一ボタン
閉めている
昔に戻ったようで
それでも少し違う！...

　ギシギシアンアン
　ギシアンアン
　ベッドを　軋ませ　る行為
　ギシギシアンアン
　ギシアンアン
　彼女が　たまらず　喘ぐ声
　一人布団に包まり
　隣の部屋から響く音を
　かき消すように歌っていた
　ギシギシアンアン...

私それに届きたくて
理論武装なんてしたり
熱を込めて語ってみたり
しかしどうやら空回り
残る自分がより滑稽
誰もが味わう絶望に
ようやく私も届けた
だけどもさすがに堪える
天秤は片方に傾いて
まだ戻らぬまま...

ココロ　カラッポ
何も　ないね
アタマ　カラッポ
器　だけだ
ふわり　ふわふわ
風で　飛んでく
ゆらり　ゆらゆら
いつも　不安定
足りない　ものは
分かって　いるよ...

それは冬のお話
町は白く色づき
頬は朱色染まって
緑赤をやたら見かけ
手と手繋ぐ男女の群れ
これは僕のお話
別に気にはしないが
擦る手指赤くて
誰か
そばに居て欲しくて...

閉じた空　暗い窓
夢うつろ　止まる足
この時が　永久(とわ)になる
私こそは　全知全能
信じていた　揺らぐ揺らぐ
瞼(まぶた)　眼(まなこ)　塞ぎ
駆ける　賭ける　一瞬
燃えていた　暗闇が
消されゆき　夜が白む　
明けた空　開く窓...

こんな　夜更けに
何を　してるの
自分　探しよ
一人　くすりと
笑う　笑っていた
昔　の日記
何か　キラキラ
書いた　時には
一人　どんより
沈む　沈んでいた...

なかなか大人に　なれなくて
背伸びも必要　ないはずが
どうにか繕う　まだダメだ
夢見た頃には　すごい人
現実写るは　ダメな人
このままどうにかなるのかな
いやいやどうにもならないな
呟く言葉が　むなしくて
何だか無性に　苦しくて
憧れ抱いた　あそこまで...

君の笑顔　それは魔法だ
悩みなんか　消し去るよ
抱える全て話すだけでも
不思議だけど心晴れ
だから　君　いつでも
笑っていて　欲しいよ
だけど　君　俯き
元気なく　してたから
ねえ　今日は　私　魔法　を
君に　かける　から　待ってて...

強めのコーヒーが欲しいのよ
今夜は眠らずいたいから
黙ってられないものかしら？
私が私に囁いた
苦しい時　悲しい時
誰も傍にいなくて
そんな時　こんな時
私ワタシどうしよう
一息飲み干すコーヒーの味
苦くて悲しい　涙のようで...

弱ったな　私にはもう
残ってない　何にもないの
あの時　ああしていれば
もう少し　頑張っていれば
アリキタリ　後悔　重ねて
くらくらり　朦朧　倒れそう
これまでの　私が
情けない　私を
支えては　くれてる
「どうしたの」「がんばれ」...

劣等感　疾走して
空想にて　妄想する
半端な　野心を　燃やして
半端に　挫折を　味わう
どうにも　ならない　私を
どうにか　できたら　いいのに
老いてく
キラキラ　輝く
チラチラ　見えてる
それは　それは　遠い　遠い　あの日...

あの日僕　君と会い
すがる様に　しがみついた
もう僕は　一人じゃない
だから僕は　君についてく
僕の手引く君
頼りにして
君に隠れて僕
怯えていた
他人(ヒト)を恐れては
君ばかり頼って...

貴方の声　聞きたい
届かない　見えない
私の声　聞けても
届かない　見えない
だから　二人　すれ違って　そばにいるのに
だけど　二人　信じあって　助け合って　いるの
この恋は　切なく　寂しく　辛くて
この愛は　だからこそ　強く　燃えているの
貴方の顔　見たくて
届かない　見えない...