タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(8)
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(A)
「ねえ、このまま時が止まればいいのにね」
そんなことばかりをつぶやくワタシ
「涙見せたりして、バカみたいだな」
そんな言葉だけで突き放してよ ほら
(A)
朝になれば光差し込むけれど
夜になれば一人なんだと気づく
泣き腫らした瞳ひらいてみれば
何か足りない気がする部屋の中...アスター
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(A)
君は青い髪をとかし その手をふった
雪がパラソルに積もれば間もなく季節は終わる
(A)
海とガソリンと夜明けが嫌いな君を
古い車で連れてくよ 朝焼け見える砂浜
(B)
手をとり肩よせて 窓の外眺める君に
もう一度ささやく使い古した嘘
てのひらに降り積もる鮮やかな光のかけら...海とガソリンと夜明け
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(A)
赤い顔と 青い言葉
白い雲も 黒い人も
(A)
とぎれたまま 忘れていた
どこでねむる 深く深く
(B)
そして夜に飛び込む 足跡だけ残して
置き去りにされたまま 今なにを思い出す
いつか僕が産まれた その目を見て手をふる...メモリーズ
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(A)
合わせたチャンネルに混ざるノイズ
モノクロ、天然色、砂嵐
流れる電波に乗せ ウタ歌う
輝く電飾に照らされて
(B)
二人を隔てる壁は高く
でも 微笑みを振り撒いた
けど 偽り続けている
今も 胸の奥で...テレビジョン・ガール
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(A)
ミナモを揺らす雨音の中で
プールサイドにたたずむ足首が
少し震えているのに見とれた
記憶、白く、染まる
(A)
濡れた背中に頬をすりよせて
細い身体を優しく抱きしめて
私の髪に指先がふれた
甘い、匂い、消える...シスター
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(A)
手のひらの傷跡 流れて落ちるシズク
瑠璃色の風景画 赤く染める
手つかずのカンバス 剥がれて落ちる記憶
ルビー色の空想が 雨に溶ける
(B)
どうすることもできなくて 筆を折るしかないと言う
「それもそうか」と諦める 背中合わせの影
どうしようもないココロが 吹きさらしから逃...ピグメント
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(A)
早起きが苦手なアナタの 横顔はまだ少し眠そうで
窓際の席に座り 目を閉じて頬杖をついてる
行き先も告げず「出かけよう」と 誘ったのは私だったから
カバンの中にあるもの まだ渡さないでおこう
(B)
列車はホラ ガタゴト走る 景色が遠くに消えて
思い出の場所へ連れてってくれる 二人...バレンタイン・エクスプレス
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(A)
逆さまの君は
傘さして見てた
鳥が 雨雲 追いこして
消えてゆくのを
(B)
ひび割れた空に立つ
君の目に映るのは
飾られた星たちが
輝く天球儀...空中遊泳少女