みや -MiyaFactory-

ねぇ　ここから　遠くの空を見つめて歩くのかい？
そう　あなたのために用意された地図が示す場所へ
　願いや　思いを　包み込んで紡ぐよ
信じる未来へ　向かう旅人へ
追い風のようなメロディ　奏でて
揺れる心に　届け心に
今も今も　響かせるよ　この歌を
　願いや　思いを　包み込んで紡ぐよ
大きな世界へ　向か...

校舎の窓の向こう　眺めた町の中に
雲のような"わたあめ"を　置いてみたいんだ
忘れてた　はじまり　誰もが　描いてた　心を
気の向くまま　キャンバスに
小さな影の中に　君には何が見える
幼い頃のあの子　夢を描いてた
忘れてた　はじまり　誰もが　思ってた　心に
抱えきれない　大きな願いを
見えないモノだ...

僕の中の曇った空を言葉が飛んでゆく
光の無い空間を彷徨い　そっと消えていく
今　この姿でいいから　踊ろう
自分らしく笑えれば　全てが楽しめるのさ
明日の風が　どんなにツライモノでも
僕は笑って生きていくのさ
そうすれば　どんな苦しいデキゴトだって
少しは楽になるなって　そんな風に思うのさ...

例えばって　僕はイメージする
好きなものに囲まれてる日々を
温かい珈琲の香り
横にあるのは　ハチミツのビン
それは夢の話　未完成な僕の未来
たとえ小さなことでも　思い続けていきたいんだ

風が吹く丘の上で　僕はひとり考えてたんだ
でも答えは見つからないまま
僕がつむぐ物語は
いつかは途切れてしまうけど
風が吹く丘の上　草木が揺れる
見渡しても　どこにも答えなんてないよ
君が望む物語は
今　はじまったばかりだから
小さな失敗も　大きな挑戦も
全て大切な　ページのひとつ...

不思議な物語の中の主人公みたいな
現実離れした君が　僕は何故か気になるのさ
違った顔が見たくて　困らせるけど
気がつくと君のペース　のせられているんだ
長い迷路　たどり着く先は
懐かしい　忘れていたもので　あふれてる
そんな部屋で　微笑む君が愛しくて
僕はそっと扉を開けるよ
二人の時間が　楽しくて　...

めまぐるしい朝が来て　変わらぬ一日がスタート
いつもと同じ道を行き　何も変化のない時間が流れる
タイクツの繰り返し　オフィスと家の往復
時間だけが流れてく日々は　止まらないメリーゴーラウンド
疲れきった夜が来て　暗くなった部屋に帰っても
気が付いたら朝になる　まるで電池の切れたオモチャみたい
タイク...

長いトンネルの中　手にしたマッチ
命を灯すように　火をつける
揺らぐ炎　あたりを照らすけど
深い闇に　飲み込まれ
絶望と孤独に　奪われた希望
失った時の中で　届く心
真っ暗な世界でも　君の声が聞こえる
おだやかに寄せる波のように
曇り空から降りそそぐ　光に照らされて
新しい道が見える...

明日　僕はこの場所から　　大きな世界に向けて
小さな　小さな第一歩を　　踏みしめ旅に出る
けれど　君にはまだ　　伝えてないんだ
僕の大好きなこの街から　　僕がいなくなることを
君は泣いてしまうかな？　　街から離れてしまうと
君は泣いてしまうかな？　　君の横から消えると
そんなことを考えてるうちに　　...

いくつもの自分を　見つけて無くして　過ごしたけど
「飾らずに歩むこと」
そんな気持ちまで　無くしていた
大事なもの　見えてるのに見えないフリ？
声を聞いて　心の中の君がいまも叫んでいる
子どもの頃に　描いた夢を掲げ
今　大地を踏みしめて
忘れないで　胸の奥の想い　ずっと
永遠に光りつづける...