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投稿作品51作品
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くらくらり一緒に浮かぼうよ
わかるのは今の気持ちだけ
足取りが穏やかにならず
ゆるやかに浮かんでいようよ
水族館のミズクラゲ
吸い込まれるように
見ていたね。
もう少しだけさ
手を取り合おうよ
情けない言葉ばっかだけれど...海月
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海月
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ぐらぐらとした愛憎を
釜にかけていた
我の異常さも知らない
幼く愚かな……
抑える術なんて
誰もが持ち合わせぬ
正しいとか罰だとか
馬鹿だからわかんないや
ぐらぐらとした愛憎を
釜にかけていた...失敗、
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失敗、
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私はどこにいると、怯えた声が届いた
おめはどこさもいねぇよ
ただ留まるだけなだ。
ゆるり、ゆるり、揺れた提灯
時期に転び、気づかれちまう
転生、再演
水浸しになる様、どこかで会ったような。
ひとりきりになるバス 橙色に染まり。
ひんやり、寒い、嫌に不気味
湿気まみれ、肌寒いよ。...再考
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再考
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寂れた。
虚しさ。
今でも
求めた。
薄汚れた公園のベンチ
ぼんやりとした器
空っぽで物足りなさをどこかに感じている
足りない。
わからず。
君には、わかるか。...薄汚れた
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薄汚れた
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知ってしまったのなら、無かった自分を認めてしまう。
ぽっかり大きな空洞
ただただ思い知らされた
だれが好き好んでさ
苦しいことらをするって言うの。
私は本当に卑しく空虚に吹かれていた。
知ってて、まだ覚えてて。
持ち続けていてよ。
来た道を辿ることも、嫌になってしまう。
あの夏のワンマン列車...忘れ物
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忘れ物【offvocal】
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無題
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無題
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切り刻んだクレカで賭けないか
孵るまで
きたねー、集え
今しか体にないくせによ
流行りの簡潔で単純な色欲を!
映えるかな
死に際でも性欲が生えたんだ!
甚だしい
04:36
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04:36
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25才と夏休み
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ばーか、それは希望じゃねえよ
祈りは前向きな絶望だから
「お前が気にくわねぇ」
とはっきり言ってくれればいいさ
眠気まなこで麦茶を作ってる
クマもどんどん重なってって
憂鬱が暗く、夏を歪めてる
ただただ暑い、苦しく、染めてる
汗ばんで、見上げた空は水色だった
夏が来たよ、そして過ぎ去るよ...25才と夏休み