タグ「オリジナル」のついた投稿作品一覧(34)
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くらくらり一緒に浮かぼうよ
わかるのは今の気持ちだけ
足取りが穏やかにならず
ゆるやかに浮かんでいようよ
水族館のミズクラゲ
吸い込まれるように
見ていたね。
もう少しだけさ
手を取り合おうよ
情けない言葉ばっかだけれど...海月
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海月
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ぐらぐらとした愛憎を
釜にかけていた
我の異常さも知らない
幼く愚かな……
抑える術なんて
誰もが持ち合わせぬ
正しいとか罰だとか
馬鹿だからわかんないや
ぐらぐらとした愛憎を
釜にかけていた...失敗、
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失敗、
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私はどこにいると、怯えた声が届いた
おめはどこさもいねぇよ
ただ留まるだけなだ。
ゆるり、ゆるり、揺れた提灯
時期に転び、気づかれちまう
転生、再演
水浸しになる様、どこかで会ったような。
ひとりきりになるバス 橙色に染まり。
ひんやり、寒い、嫌に不気味
湿気まみれ、肌寒いよ。...再考
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再考
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寂れた。
虚しさ。
今でも
求めた。
薄汚れた公園のベンチ
ぼんやりとした器
空っぽで物足りなさをどこかに感じている
足りない。
わからず。
君には、わかるか。...薄汚れた
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薄汚れた
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知ってしまったのなら、無かった自分を認めてしまう。
ぽっかり大きな空洞
ただただ思い知らされた
だれが好き好んでさ
苦しいことらをするって言うの。
私は本当に卑しく空虚に吹かれていた。
知ってて、まだ覚えてて。
持ち続けていてよ。
来た道を辿ることも、嫌になってしまう。
あの夏のワンマン列車...忘れ物
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忘れ物【offvocal】
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無題
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無題
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切り刻んだクレカで賭けないか
孵るまで
きたねー、集え
今しか体にないくせによ
流行りの簡潔で単純な色欲を!
映えるかな
死に際でも性欲が生えたんだ!
甚だしい
04:36
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04:36
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25才と夏休み
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ばーか、それは希望じゃねえよ
祈りは前向きな絶望だから
「お前が気にくわねぇ」
とはっきり言ってくれればいいさ
眠気まなこで麦茶を作ってる
クマもどんどん重なってって
憂鬱が暗く、夏を歪めてる
ただただ暑い、苦しく、染めてる
汗ばんで、見上げた空は水色だった
夏が来たよ、そして過ぎ去るよ...25才と夏休み
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茹だる夏は君とっては
記憶と今に乱されるの
風鈴の鳴るある昼下がり
飛び込んだ、その言葉
君といる期限がついにきてしまった
「決めたから、突き放すよ」
「俺を憎んでよ」
「わがまま言うよ、俺の全部忘れて欲しいよ」
未だ僕は君に縛られてるよ
あの夏君の運命が変わった...夏よ蝶よ
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夏よ蝶よ
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絶望が美しく見えた、虚しさで穴が空いてた
掻きむしっては膿んでいた
「緩やかに死のうよ」これが俺の言葉になった
憂うあんたが変えたんだ
大丈夫なんて無責任に
言えるまで、あんたに
段階を経て大切に、終わらせちゃおうよ
緩急つけられるのも嫌だしさ
1日目、と数えた友達2人
いいじゃん、青春みたい。...緩やかに循環する。
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緩やかに循環する。
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地に根を張った醜悪さ
子めらの首をしめつまうように。
好きなように現しませ。
浮かれちまった てるぼうず
国道の先を辿ってけば
祟って、願って、攫われてしまう
そう、仕舞おう。息を潜めて待てよ。
手足が、光が、希望が…
がたびつがたびつ揺れてた
心がひゃっこく、細々と...国道49号線沿い、街灯下にて
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国道49号線沿い、街灯下にて
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1Kの寝床じゃ足りないほど
気持ちが溢れ逃げ出した
どこか虚ろに笑う君は
きっと、僕を見ているんだろうね
優しいね、揺れ、飢え
微笑み君は言う
「なあにその顔、寂しかった?」
あったかいなんて思った?
あったかいなんて思った?
ごめん...夢だってわかってるの
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夢だってわかってるの
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海月 可愛いけどチクっと刺すから
お前は憎たらしさのまんまよ
宝のお里よ 適えよ この子
生まれ変わったらお前になりたい
生まれ変わったらお前になりたい
うるさくってさ 頭が痛い
このまんまでは見るに耐えない
お前は身の程が知らない
頼むあちら側に行ってくれるな
生まれ変わっても俺になるなよ...生まれ変わったら
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生まれ変わったら
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粘土 花 おままごと
君と一緒にいたいんだ
ねぇ遊ぼう あそこ行こう
「やだやだ、だって、怖いもん」
僕より小さな手のひら
きっと届きやしないから
僕の手を頼って、ね?
2人で1つ だからどこにでも行こう
君が描くその世界を 見てるからね
風が吹く 桜の木...無邪気
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無邪気
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寒くて、目が覚めた
凍るように笑うように
生き出した
あー眠くなってきた
揺れる中で考えた
やっぱ駄目だったのは
昨日の僕だったんだよ
嫌ね 嫌ね 嫌ね
空のまま 宙吊りのまま
でもね でもね 僕ね...凍
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凍
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