茹だる夏は君とっては
記憶と今に乱されるの
風鈴の鳴るある昼下がり
飛び込んだ、その言葉
君といる期限がついにきてしまった
「決めたから、突き放すよ」
「俺を憎んでよ」
「わがまま言うよ、俺の全部忘れて欲しいよ」
未だ僕は君に縛られてるよ
あの夏君の運命が変わった
不可逆的だ
どうしようもない
治安の悪さで盛り上がり
お金がないなら工夫して
楽しい未来を示唆しつつ
君が時折伏せがちに
「いつか覚悟が決まっても、言えない、かも」
「あんたも苦労してきた」
「きっとこれからは」
「必ず幸せになれるよ。なってくれるかい?」
君はこの歌い方はきっと好きじゃない
だからこそ来年もまた送れそうだよね
いつかちゃんと忘れられるんだろうな?
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夏よ蝶よ
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