NakaYou

声援を背に勝負の時間　感情胸に秘めて
試合の始まり告げられた　目指すゴールは一つだけ
始まりの　ワンボール　一人目の　ダークホース　　
二回裏　ツーアウト　二度は無い　インパクト
燕も大鳥になれる　得る力をぶつけたら
売られぬ牛になるために　実(げ)に頑張ってきたんだろう
誰の威も借りず来た狐　常々...

桜散る季節のことを
思い出す咲き初めの頃
抑えられた声と共に過ごしたこと
ただ噛み締める
景色は　流れる
消えずに　変わってく
1年目姿を見つけて
2年目で背中を追いかけ
3年目負い目を感じて
見て見ぬふりをしてる...

寝ぼけ眼で見渡して ここは何処かと迷う君
来(きた)る時まで少しだけ 案内するのこの僕が
からから 歩いてる 知らない道のりだけど
終着点まで どれくらい？
永遠(とわ)に 消えるまで征く
桜散る頃 燃え盛る 飛んで火に入る夏の虫
るらら歌うと 響いてる 1人の声と鳥の音が
くるくる 廻ってる 往路...

ひとりきり　生きてた
わたしが 知りたい場所
青く澄む　広くて大きな海へ
有色雑多な 海をただ落ちるだけで
それからのことなんにも知らないんだよ
後ろの扉を開いてごらんよ
沈んでいく 光を掴める限界点
知らないの? 馬鹿だなぁ 声は聞こえる
無知の知と既知の道 未知の街はどこに
春宵にこの海の底で2...

これは昔のそのまた昔の
ボクしか知らない
君との約束の話をしよう
楽しく遊び笑う日々に
君に言われたことなんだろう
「忘れないでいて欲しいこと
これが僕とキミとの約束だということ」
記憶に刻むよう反芻する言葉
けどもう忘れてる？形骸化したそのヤクソク
笑い声はもう聞こえなくて...

いちごたべたら
にじのかけはし
さんせいのいろ　みえる
ひーろーたちの
ふうぼうかさね
みらいのぼくら　みたか
あいいろみたい
いしかわくんの
うしろのうみが　みえた
いかりのこころ...

全てが黒く染められた何も見えないこの空間（せかい）
気の向くままに口ずさむ　此処にいる僕だけの歌
独り時間に使う夕刻
カラカラなにか聞こえる青の音
何食わぬ顔で　体温交換
そこらに響く　大きな声、身体
嫌な顔を見せず笑う旅の妖精
ねえ、僕の隣の聖人君子　その過去も
理由（わけ）も何も行く末だって　知...

知らない街に迷い込んだ　ここはどこだ
薄気味悪い気がした
赤松さん家の7人きょうだい　彼らは言う
「怖がらないで、遊んでいきな
こちらへと」
口上のうまい　忍者がいる
あがながって、あがながって？
白いポストに　投げ込まれる
禁書（ほん）をそっと覗き込んで
ゼロロク　ゼロロク...