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名前も知らない　顔も知らない君
僕に恋をしたらしい
そんなのきっと　気の迷い
僕は君を冷たく　突き放した…
後悔なんかしてないよ
君は僕と一緒じゃ駄目なんだ
あの子の隣で笑う君は　あの時よりも幸せそうだよ
思い出した過去のキミ
たどたどしい過去のキミ
全て僕のせいだけど　何度も繰り返し蘇るんだ...

ずっと憧れてた
憧れることに疲れてた
好きになる事が好きで
君が好きだったのか　分からない
春になって　花が咲いて
僕の周りは時が進む
それなのに僕は　大人になれない
大人になりきれない
だったら僕なんかいらないと
捨ててしまえばいいのに　なのに...

夕暮れ時　君の寝顔をみてた
彼女ができたらしいけど
僕の方が断然キミの事　幸せにできるよ
不意に涙が溢れそうになる　一度だけでいいから…
「僕に勇気をください」お願いだ　キミの頬にキスした
神様　僕と約束
誰にも言わないで　僕がスキだってことを
どんな罪でも負う　だから許して
この時間を誰にも邪魔さ...

※これはただの妄想であり、小説とは一切の関係を持ちません。
　　少しでも、ネタバレ嫌!!　な人は見ないでください。
『千年樹の森』にて…。
「ねえ、いつまで歩けばいいの？お母さん。」
「さぁ、いつまでかしらねぇ？」
母は″今から失う何か″への悲しみの色を隠しながら笑った。
私たちは分かってた。
これ...