日向　侑

眩しすぎる君の　笑顔に手をかざし
近場遠距離恋愛を堪能させてよ
所詮誰かの王子様？　
きっと希望はあるはずなの　でもね
ジャージ姿じゃ　お姫様になれない
そんなの分かっていたデコボコな恋
痛みだすかさぶただらけのこのハート
向日葵は太陽に背中を向けたんだ
夏空　君と見て　眺めた飛行機雲
ずっとずっと...

幸せは二等分に　不幸はもう二倍に
「当たり前」を貰えなかった僕等　
ただ　全てに怯えていたんだ
曖昧な未来より　確実な今を頂戴
崩れかけてきた足場　ふらつくステップで踊るワルツ
明白な答えもないまま　行方不明となった僕等は
二つの「Ｒ」を二人で分け合い　君と手と手を重ねた
I can`t walk ...

愛情　友情　心の天秤で量ってみても
一直線平行線をたどるだけ　右往左往
うろうろして　きょろきょろして　たどり着いた答えは
どっちも大事　どっちも譲らない　それでもいーじゃん！
子供の頃から　望んでたゆめ
なんだか叶えられる気がする
頑張るよ　私　何事も全部
後々後悔したくないもんね　絶対
「Ａｒｅ...

「近代的青春ドラマ」
名無しのラブレター　片足だけのローファー
どれも　「青春」の一言で片付く
所詮は馬鹿共の低レベル戦争
でも　それも青春ならいいんじゃないの？
炭酸　頭に被って　ほら、見えた
(It is a wish)　( or either)　despair.
嗚呼　全て　壊せたとしたら　...

「ぐみの木」
ぐみの木　太陽に手をかざし
言の葉は　捨てちゃって
チクリと胸刺す苦い痛みも
いつか消えてくから
透明はつまらない　絵具をさそう
混ざった心が　渇ききったのなら
また水をさせばいい　その繰り返し　
百年先も変わらない　きっと永遠に
愛の囁き　ロマンスなんて...

４時間目　英語の時間
このクラスが真面目になる　唯一の時間帯
突然言い渡された　カラダからの死刑宣告
やばい　お腹がなってしまう
私は初めて恋をした　隣の席のスポーツマン
落し物を拾ってくれた　そんな君に堕ちました
「可愛くなーれ」　毎朝　鏡に呪文を唱え
君に見てもらうための努力もこなした
だが　そ...

【サビ】青夏上等　
今　君と風になってる
真っ青な夏が始まる
夏の日には
君と海が見たい　
留めてた　贅沢な願い
【A】　揺れるYシャツ　スカート
暑い太陽　期限付きの
「学校」という束縛からの解放
スピード上げた　坂道...

機械的少女
この世はインターネット世界　毎日毎日
電波が送受信される
僕はその中で歌う　心はないけど
一生懸命なんだよ
人々はロボット達にぬくもりを求め　
どうするのだろう
周りの愛に気づいて　そしてたまに
僕を見て　それで　充分
機械的少女　人には愛...

＊ＰＩＥＲＯ＊
一人泣いていた私　鏡を見てみた
でも鏡に映るのは私じゃない
にんまり笑う　ピエロ
ピエロは私の腕を引き　あちらに引きずりこんだ
この世界の対の場所　鏡の中へ
「さぁ、楽しい世界にご招待！」
ピエロは笑った　滑稽な姿で
物事が逆転　奇妙な世界
黒い白馬　黒い白鳥...

カサブランカ(仮)
今　視界に映るのは　見慣れた町並み　
懐かしいこの匂い　嗚呼　戻ってきた
嬉しいはずなのに　どこか　引っかかる
何か忘れ物をした気がする
「あちら」と「こちら」
超えてはいけない　
境界線　それを超えた罪が　これなのか
カサブランカ　一輪持った君
今　何をしているの？...

君を愛し、君に泣く。
今日は記念日になるはずの日
待ち合わせ通り　桜の木
ポケットで鳴る　君専用の曲
思わず　思考が　止まった
画面には「ごめん」と「さよなら」
なんて感情のない文字
もういらない　小瓶を握る
タイムカプセル　思いでの証
中にはお互いへの手紙　...

Starless night(スターレスナイト)
少し違う視点から世を見てみて　驚いたんだ
ビルの群れ　耳鳴りがする
なんて　嫌な街
「自分はこの中で生きてた」
それを知る　哀しい事実
自分がどこに立っているのかも　分からない　世界
星のない夜
努力をする人が「天才」ならば
少しだけ足掻いてみる　少...