蓮-hasu-の投稿作品一覧
-
七色スペクトラム
聴こえてる 鳴り止まない それはまるで 海鳴りのよう
響いてる 遠い空の それはまるで 祈りの唄(こえ)だ
ぼくたちは生きてる 限りある時間(とき)を
力の限りに 視えないものを 信じられるよう
七色 スペクトラム
ぼくたちを今 優しく包み込んでいる 視えざるもの
誰かが幻だと嗤っ...七色スペクトラム
-
流れる季節に 置いてきたから
君の話(こと)なんて 知りたくないよ
映し出された 遠い叫び声も
ボリュームを下げれば もう聞こえない
布団のなか 眠れぬ夜
目が覚めれば 変わらぬ毎日(あさ)
ねえ、どうして苦しい…
こんなに無力な細い腕でも
震えてる君を 抱きしめられた
泥にまみれ 石に砕かれても...タイトルなし
-
ドロシー
雨上がりの空に 大きな虹が掛った
綺麗ね 七色 見惚れちゃうな
グラスの中のラムネ
はじける泡と
夏の甘い匂い
潮風が撫でてく
肩先で揺れる亜麻色が
昨日よりも短くて
少し 戸惑う...ドロシー
-
飛んでって三日月
蹴りあげたあの靴 何処へ
引っかかれ三日月の先 Woh!
行方なんて決められないけど
一途に願うよ 欲望込め
まっさらな靴は 泥に汚れて
蹴りあげた靴 飛んでけ
あの空の向こうまで
飛んでった靴 何処まで
君の住む町まで...飛んでって三日月
-
君と陽炎と麦酒
草臥れた鞄 肩にさげ
人ごみのなかを歩いてる
「流行り廃りなど、ありまして…」
言い訳めいてる独り言
ごめんね、だけど。
ごめんね、だけど。
溢れてる素敵が 惑わせる 迷わせるから
メモリー
大空 晴れ渡る青空...君と陽炎と麦酒
-
恋の深淵(わな)
A
うたた寝した 君の右ほっぺたに
くっついていた淡く白い花弁
あら!意外 偶然? 似合うじゃない
素知らぬ素振り 触れてみた
A’
目を覚ました 君の潤んだ瞳が
瞬いては甘くとろける
啓示!運命? 'cause fall in love...恋の深淵(わな)
-
Precious
物語が終わり
流れるエンドロール
耳に届くのは
懐かしい調べ
何度も聴いたから
覚えてしまった
君の好きな 別れの歌
ごめんね、のひと言が
言えず俯く...Precious
-
どんな言葉で呪ってほしい?
あのね、あのね。
聞いて欲しいんだ
あたしの言葉
あのね、あのね、
聞き逃したら 後悔するよ
あのね、あのね。
見えなくても 合わせてるのよ
きっと きっと 気が付いてない
裏の裏側...【曲になりました】どんな言葉で呪ってほしい?
-
笑顔の隣
届いた 久しぶりのメールの着信曲(おと)
君が好きだと言ってた
旋律は今も鮮やか
君の部屋 思い出させて
言い出せない告白
決めたならば 聞いてあげる
さよなら、と手を振って
長い髪かきあげて
振り向かないで席を立ってあげる...笑顔の隣
-
同じ空の下
いつも考えてた なんで空を飛べないのだろう
いつも思っていた なんで人間(ひと)は争うのだろう
背が足りないのかな もっと大人になればいいんだ
努力が足りないのかな 本気になればいいのに
笑い出す 君や彼の姿に いつも陰で舌を出し
誰が正しいか全てはいつか判るだろう
エゴを貫いて
君の心...同じ空の下
-
桃色角砂糖
桃色染まる 角砂糖
ぽとり落とす カプチーノ
もこもこミルクで
揺れてる恋心(おもい)隠そう
ふんわり溶ける 角砂糖
お気に入り 白いマグカップ
小さな気泡が カップの海で弾ける
陶器のスプーンは
ハートの形で...桃色角砂糖
-
消えないでメモリー
遠回りして 遊び疲れたね
また明日(あした) 此処で逢おう
約束してた なのに来ないキミ
バカみたい ただ待ちぼうけして
鞄の中の 携帯を取り出して
少しでも早くキミへ電話を
切れてた ストラップ
こんなことならば 夕べ ベッドのなか
メール送ってしまえば良かった...消えないでメモリー
-
Lonely half moon
ぽかり 浮かんでる
暗い夜空に
巡る星 もう 雲間に眠る アナタを残して
独りじゃないからね
アナタ不在じゃ 闇夜は寂しい
今夜窓を開けて
Lonely half moon
まんまるお月様の半分
とてもイカシテル! 自信持って輝いてよ...Lonely half moon
-
black hole
逆さまの地球 どこまで走っていける
頭の下 虚空(そら)が口を開けているよ
さあどうしよう
さあ何しよう
昨日までのこと 全て夢物語
テクノロジーが見せた キレイな絵空事
真実は何
真実は嘘
ただ残されたのは...black hole
-
モールス心音
君は何しているかな
夜空 流れてく星屑
夢の中へ届け
思い託すからね お願い Little shooting star
君のこともっと知りたいよ
湧き上がるんだ 不思議
これまでも一緒に居たね
でもまだ全然足りないんだ
他人(ひと)の目が気になっちゃう...モールス心音
-
ボクがだまったらセミがないた
ボクたちがただ 見つめ合う間に
季節がいつの間にか 移ろい変わっていたね
刻む時間さえ 息潜めて
結んだ小指の先に 繋がれ 絡め取られていたね
砕けた希望 消えた未来
築きあげてた perfect world
音たてて崩れていくよ
ボクたちはただ ふたりぼっち
ふたつ...【曲になりました】ボクがだまったらセミがないた
-
南天
雪が降りる 空からふわり
窓の外は 真白な世界
足を踏み出す 膝までずぼり
誰にも穢されぬ白を目指す
ついに見つけた 雪を背負う樹の陰に
ひとかたまりを 選び 生まれた
難しいね 上手くできるかな
常緑の葉を2枚挿してあげよう
赤い 二粒...南天
-
25時までのシンデレラ
あたしたちは「25時までのシンデレラ」
魔法が解けても 心は錦
いつも夢と努力は忘れない
リアルの無理が ちょっぴり苦しいシンデレラ
ああ やるせない
平日の夜7時すぎ
いつもの本屋で待ち合わせ
流れる先はファミレスで
話しこむ前にまずは注文しよう...25時までのシンデレラ
-
唯一信じたスキも嘘
セツナイよ
折角目一杯オシャレをして 逢いにきたのにね
街角に
隣で幸せそうな笑顔の カワイイ人ね
あなた蕩けそうな笑顔
いつもは 部屋着のさえないスエットで
わたしが誘っても 家から出ないのに
ああ 太陽のもと 軽やかに隣を気遣って歩く
嘘みたいだけど これ...【曲になりました】唯一信じたスキも嘘
-
Rainbow water
君が寝ている間に
水が 溢れてきて
海を泳ぐ シーラカンス
いろいろな夢を見てた
太古の命たち
静かに石の中眠る
いつの間に 失くしていたんだろう
七色の 雨を降らせよう
ラブ ラブ ラブ ラブ ラブ ...【曲になりました】Rainbow water
-
少年は早足で歩く
余所見すら しないのね君は
前向いて ずんずん歩く
少しだけ 後ろ
見てみれば いいのに
白いスカート 風にふわり
あまりにも 急ぎ足君は
宝物 見落としそうだわ
すぐ傍に 誰が
居るのかも 気にせず...【曲になりました】少年は早足で歩く
-
回想~棘~
『ヤマアラシ ハリネズミ とげだらけ 血を流して』
飛べない私は
暗い部屋の中
いつか陽のあたる場所
行けると信じた
小さな私は
痛みが怖くて
まるくなり背中向け
ひとりぼっち...【曲になりました】回想~棘~
-
Magic of time
青空澄んで どこまでも高く
汗ばむ素肌 心地よい鼓動(リズム)
埋もれた線路 どこまでも延びて
揺らぐ陽炎 夏草の匂い
真白なシャツと 紺地のスカート
少し窮屈 胸が苦しいよ
今なら 笑えるかな 一番の笑顔
遠くへ行きたいな 君と手を繋ぎ
ポケットの中 送れないメール...【曲になりました】Magic of time
-
ブランコ
A1
抱きしめた 思い出は
過ぎ去ったから美しい
大切な宝物
手放せなくてもがいた
B1
夕闇迫る 公園ひとり
風の音に振り返る
坂道上り 知らないキミが...【曲になりました】ブランコ
-
カナリア飛ぶ空
重く 気だるい朝
満員電車に揺られて
隙間に覗く空は
灰色 今にも降りだしそう
まだ あと5分
耐えなくちゃね
汗ばむ 人いきれ
(Sha-la-la)
飛べないカナリア 自由願い...【曲になりました】カナリア飛ぶ空
-
影踏み
影踏みしてた ひとりきり
夜空明るく 満月だった
足音ひとつ コツコツと
静寂(しじま)に響く コンクリートの音
まだまだひとり 愉しめる
影と一緒だから
さあ踊ろかな
満月(つき)が見ているから...【曲になりました】影踏み
-
Sweet fruit
青い 固い果実だけれど
いつか紅く色づく
さあ そっともぎ取って欲しいの
甘くて 美味しいよ
一粒だけ種が こぼれ落ちたよ
落ちた先が大地で 幸運だった
やわらかい土が 優しく包む
暖かいよ ヒカリも射してきたから
根をはってみよう 揺らがないよう...【曲になりました】Sweet fruit
-
羽☆羽☆PANIC
(サビ)
あらあら 転寝(うたたね)しちゃっていた
眼が覚めたらびっくり!
背中に白い羽が生えていた
(Aメロ)
あらあら 動く大きな羽だね
見た事もない大きさ
所謂鳥の羽ってヤツだね
昔絵画でみたよな...羽☆羽☆PANIC
-
誘蛾燈(ゆうがとう)
まだ生きてるかな
まだ遠いかな
まだ綺麗かな
まだ自由かな
誘蛾燈(ゆうがとう)が揺れてる
貴方は 未だ 見えず
淡い闇に誘う灯り
甘い匂い放ち 時を待つの
...誘蛾燈
-
海と鼓動
青い海は知っているんだよ
僕らの在る理由(わけ)を
潮騒のざわめき よく聴くとおしゃべり
とおく 耳を澄ます
こたえ 聴こえるよで
でもね 簡単には解らない 壮大な 秘密が隠されてて
生きてるのは 不思議 それだけは解るよ
いのち 刻むサイクル
波と 同じリズム...海と鼓動
1
- 2