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僕は今ここで歌を歌っています
同じ夜空見上げ歩いてます
きみのくれたことば
おもいださせてくれた
ビルの隙間の　大きすぎる月
空回り 君を泣かせ続けてたこと
遠回り 今頃答え気づいたこと
飲みこめやしない結論が
僕と君　遠くへだてても
君の記憶の中の僕と...

どうせ
ユメマボロシの
世界で
背中追いかけ
こけまろべ
愛だ？友情？何もかも
白い灰だろ
空に舞え
逢瀬
重ねただけの...

ねえねえ
ききたいでしょ
わたしのはなし
おまたせゴメンネ
へへへへ
ねえねえ
つやつやでしょ
このグロスはね
さっきかったの
だからおくれたヨ...

（1番）
（Ａ）
白と黒のチェッカーボードに
Ｇ－５　ポーン跳んでく
突きつけてみせるのよ
チェックメイト
（ウォウウォウ）
（Ａ’）
夜見下ろす　光るニードルに
鏡映る　不安な瞳を...

１８→１９
いさせて
あなたのことを
好きで
死んじゃえ
忘れていく
私
たったの三月？　たったのみつき
たった百日　　　たったひゃくにち
たった二時間？　たったにじかん？...

ぼくらは
どうして
そら見上げ
どこまでも
落ちてゆくの？
気がついたら
かぜのなか
伸ばした手を
取りあってた
まわってた...

ゆかたのすそから
のぞく白い夏が
湿った熱つれてくる
ドシャ降りに抜けた空の底
めがけのばす手をぴしゃり稲妻
走る視線
誘う言葉
帯ほどいて
踊ろう！
踊ろう踊ろう！...

僕の
残りの
人生全部
朝は君の寝顔で
目覚めたい
（なによいきなり）
寝ぼけて
ヨダレ少しでてても
必ず言いたいんだ
大好きだと...

(A)
ぼくを見下ろす
さかのうえの
ちいさく手を振る シルエット
オカエリと
コエが降ってくる
(B)
キミのカオも
知らないのに
見上げてつぶやく...

かみさまかみさま
ここに救いにきて
きかせてきかせて
私がここにいても
大丈夫だと背中押して
暗い夜の底
白く消える
私の世界
落ちていく雫
声もなく...

男女）
遠く遠く　枕木踏んで　列車が駆けてく
走る走る　窓から探す　君の屋根霞む
男）
サクラサク　知らせを　握り締め
最初に押した　君の履歴
「良かったね」と応えた　君の声
かすれてた　意味今　噛みしめる
女）
「受かったよ」と一番に　私に聞かせる...

忘れた　君の顔なんて
忘れた　君の声なんて
忘れた　君の名前なんて
忘れた　何もかも　それなのに
君が笑っていたこと
いまでも覚えてる
カラッポになったフォルダの
中にあったメールも写真も
ビットの中ゴミ箱に
カラッポになったフォルダの...

（A）
炎　渦巻く　星雲を　裂いて
白狼たちが　顎を開く
時の終焉を　告げる鐘を
背中　飛び立つ
（B）
僕の右手で
抗えるなら
赤く　血で汚そう
（シュート！　ボルテックスアロー！）...

悪魔の 嘯（うそぶ）きは
ひと突きで 止まった
捩れたファウストの
印
お供は 暗い影
ひたひた つきまとう
歩けなくなった日が
最後だと
知っている
終わる　命...

見えない拳に
殴りつけられて
飛び散っていった
タンポポの綿毛
わけも判らずに
笑って強がって
手なんか振ってみて
みんな吹き飛んで
バラバラに
壊れて...

本当は　どうでもいいものを
大事なフリして抱えてる
人に聞かれたら誇らしげ
今まで磨いてきたんです
ああ　そんな　翠色の壷
撫ぜてた
お前が
哀れで　眩しくて
ああ　オレの　声が届くなら
中には...